私がオススメする、面白かった2016年アニメ10本
2016年も終わり、2017年の冬アニメが放送開始しはじめましたね。
そんな2016年アニメを年間通して見て、私が「これは面白かったなぁ」だとか「これはぜひ見てほしいなぁ」と思ったアニメを10本ほど紹介します。2016年アニメが200本いくらかなので、あまり多すぎるとオススメの意味を成さないので、自分の中でよかったなぁ、まだ見ていない人はぜひ見てほしいなぁと思った作品を10本にしぼりました。
※私が見たアニメとその感想については「関連記事」にそれぞれリンクが張ってありますので、あわせて見てください。
原作があるものについては、「概要」のところに原作の情報(出版雑誌、単行本冊数)も軽く記載していますので、あわせて参考にしてください。
個人的にイチオシの作品たち(ジャンル問わず特にオススメのもの)
オリジナル、原作あり、ジャンル関係なく今年本当に面白かったなぁと思った作品を3つ紹介します。それぞれジャンルは全く違いますが、それぞれの作品でいい味を出しているものたちです。
アクティヴレイド
©創通・フィールズ・フライングドッグ/ACTIVERAID PARTNERS
概要
2016年冬 1期目(全12話)、2016年夏 2期目放送(全12話)
[オリジナル] [ロボット] [公安もの] [ギャグ要素あり]
あらすじ
おすすめポイント
私が2016年で一番面白いなぁと思ったのがこの作品。2期通して全体的に面白かったのはこの作品くらいだったような気がしています。
未来の東京を舞台にしている点、ウィルウェアが小型であることを生かした、ロボット戦の小回りのよさとスピード感。だけでなく、都市内部の様々な構造を使った戦闘シーンなどと戦闘シーンへのこだわりが見られたように感じました。タイバニのように特殊能力でゴリゴリって感じでなく、戦闘などに対し各省庁などの許可がいるなどといったリアリティな設定もあって好きです。
また1話ごとのストーリーのオチの付け方もよく、全体としてのストーリーの進め方もよく、全体的に面白いところが多かったのがこの作品でした。
91days
© 91Days
概要
2016年春放送(全12話)
[オリジナル] [ハードボイルド] [復讐が題材]
あらすじ
おすすめポイント
前半感じた臨場感。最後の最後に起きる殺し合いへの伏線などの持っていきかたが素敵な作品。一部中だるみのする話があるものの、どの話も何らかの伏線になっており、後半に一気に話が急転するところが見ものです。個人的にゾクゾクきたのは2話と10話かな。
ネタバレを避けるのであれば、公式HPは見ないほうがいいと思います。特に各ファミリーの相関図が時系列で書かれており、辿ると完全にネタバレとなってしまうので要注意です。
また公式HPに行くと「Coming Soon」と書かれており、OVAか何かが出るのかと期待が膨らみます。後日談みたいな感じなんでしょうかね。
僕のヒーローアカデミア
© 堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
概要
2016年春に1期目放送(全13話)。2017年春に2期放送予定。
[ヒーロー] [戦闘シーン] [学園もの]
少年ジャンプにて連載中。単行本は11巻まで発売中(2017年1月時点)
あらすじ
おすすめポイント
ここ最近のジャンプでは珍しく「日曜日の夕方」に放送されたアニメ。作品のテイストも含め、子供も大人も楽しめるようになっている作品です。物語の構成もそうですが、個性的なキャラクターも魅力高いです。ちなみに私は蛙吹梅雨ちゃんが大好きです。
1期目のアニメではストーリーの進み方が少し遅いように感じましたが、2期目以降は原作も結構進んでいることもあり、スピード感のあるストーリー構成になったり2クール通しで放送されたりと期待が高まります。
スポーツアニメ
2016年は秋アニメでスポーツアニメが豊作だった印象が強いです(ユーリ on ICE、ハイキュー、競女、DAYSなど)、そんな中で私が毎週楽しみに見ていた作品はこの3作品です。
ハイキュー
© 古舘春一/集英社・「ハイキュー!! 3rd」製作委員会・MBS
概要
2013年に1期目(2クール 全25話)、2015年秋~2016年冬に2期目(2クール 全25話)、2016年冬に3期目(全10話)放送。
[高校バレ] [青春]
少年ジャンプにて連載中。単行本は24巻まで発売中(2017年1月時点)
あらすじ
おすすめポイント
2期目では東京遠征~仙台予選(準決勝まで)、3期目は白鳥沢戦(決勝戦)のみという構成。2期の頃からのんびりと見ており「白鳥沢戦だけで1クールやるのか」と心配していたのですが、毎話釘付けになって見ていました。
ひとつひとつのプレーのスピード感や迫力の出し方がとてもうまく、もともと原作を見ていた人以外にも(特に白鳥沢戦は)オススメできるアニメではないかと思います。
ALL OUT!!
©雨瀬シオリ・講談社/神高ラグビー部
概要
2016年秋放送(現在2クール目放送中)
[高校ラグビー] [青春]
モーニング・ツーで連載中。単行本は10巻まで発売中(2017年1月時点)
あらすじ
おすすめポイント
2016年のスポーツアニメの中で私が一番アニメとして面白いなと感じたのがこの作品です。
ラグビーという全員で競技をするスポーツの特性をうまく活かして、色々なキャラにスポットライトが当たっている点がまたポイントが高いです。他のスポーツにはないようなラフさもアニメの中で表現されているところもまた見どころ。
試合中のカメラの移し方、アニメならではの激しい音と効果でラグビーの激しさを表現する点なども個人的にはよく、「こういうスポーツアニメって中々見ないよなぁ」という感想を抱いています。
2クール目からは公式戦なども始まるのかなぁなどと次の展開が気になる作品だったりします。
競女!!!!!!!!
©空詠大智・小学館/日本競女振興会
概要
2016年秋放送(全12話)
[乳] [尻] [スポーツ]
少年サンデーで連載中。単行本は14巻まで発売中(2017年1月時点)
あらすじ
おすすめポイント
原作からネジが数本ほどぶっ飛んだ設定をしていたのを、さらにアニメでネジをぶっ飛ばしていて、そこがまた面白い作品。しかもアニメが後半になるに連れてさらに各キャラがぶっ飛んでくるため、徐々に面白くなってくる作品です。
説明しようとすると語彙力が著しく足りなくなるので、とりあえずアニメを見て欲しいと思っている作品です。
日常系アニメ
まんがタイムきらら枠は不振に終わった2016年でしたが、そんな中でもきらっと輝くアニメがいくつかあったように思えます。カテゴリとして日常系から少し逸脱しているものもありますが、全体的な枠としてはここに収めるとよさそうな2作品を紹介ます。
ふらいんぐうぃっち
© 石塚千尋・講談社/「ふらいんぐうぃっち」製作委員会
概要
2016年夏放送(全12話)
[日常系] [魔法使い] [田舎]
原作は月刊少年マガジンで連載。単行本は5巻まで発売中(2017年1月時点)
あらすじ
おすすめポイント
2016年の日常系アニメの中で一番面白かったのがふらいんぐうぃっちだったのではないでしょうか。何より独特な雰囲気を作り出しているあの世界観、その世界観を生み出すための丁寧な作画、「のんのんびより」のようにあまり何も考えずにのんびり見るには面白すぎる作品のように感じました。何も考えず、ぼーっと見る作品の中では個人的に2016年アニメでナンバーワンです。
声優さんの演技も固くなく、どことなく落ち着いた雰囲気が作品の世界観にもあっているところもまたいいです。
甘々と稲妻
© 雨隠ギド・講談社/「甘々と稲妻」製作委員会
概要
2016年夏放送(全12話)
[ご飯] [ほのぼの系] [親子関係の描写]
原作はGood!アフタヌーンで連載中。単行本は現在8巻まで発売(2017年1月時点)
あらすじ
おすすめポイント
ストーリー構成としては日常の掛け合いがあって、ご飯を作ってみんなで食べるという至ってシンプルな作品ですが、その1話1話に親子の関係や友達関係などといった色々なテーマが散りばめられていました。公平がシングルファーザーということもあり、家族愛に関するテーマも強く感じたので、子供がいる親が見るとまた違った面白さを感じる事ができます。
ご飯を作るシーン、食べるシーンともにつむぎちゃんの豊かな表情、公平たちとのあたたかな雰囲気を感じることができ、毎話見ていてほっこりしながら見ていました。料理シーンだけでなく背景などの作画もよく、全体的に面白い話が多かったように感じました。
小説・ラノベ枠
小説やラノベ作品だと、2016年は「Re:ゼロから始まる異世界生活」が至る所で大ヒットしたような印象を受けています。あとは2期目が放送された「響け!ユーフォニアム」とかもそうですね。そんなラノベ枠からの私のオススメはこの2作品です。
この素晴らしい世界に祝福を!
© 2016 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば製作委員会
概要
2016年冬放送(全10話)
[ファンタジー] [ギャグ要素強め]
角川スニーカー文庫にて連載。単行本はスピンオフ含め15作品(2017年1月時点)
[まとめ買い] この素晴らしい世界に祝福を!(角川スニーカー文庫)
あらすじ
おすすめポイント
こういうバカっぽいノリのアニメ作品は大好きです。各話もノリと勢いで見れる作品ですし、最後の数話はそのノリをさらに拡大したようでゲラゲラ笑いながら見ていました。ギャグアニメだけどギャグ分全開じゃないので色々な層にオススメできる作品。
そんなノリと勢いのよさがウリっぽいアニメですが、めぐみんの爆裂魔法の爆発エフェクトへのこだわりの強さを個人的には感じています。1期4話のめぐみんの爆裂魔法の修行シーンがただ爆発エフェクトへのこだわりを感じさせる話だったように思えます。
2期も注目の作品ですし、1期は10話のみと他の作品よりもさくっと見やすいので、2期視聴にあわせてぜひ改めて見てほしい作品でもあります。
灰と幻想のグリムガル
©2016 十文字青・オーバーラップ/灰と幻想のグリムガル製作委員会
概要
2016年冬放送(全12話)
[ファンタジー] [シリアス寄り]
オーバーラップ文庫にて連載。単行本は10作品(2017年1月時点)
灰と幻想のグリムガル level.1 ささやき、詠唱、祈り、目覚めよ (オーバーラップ文庫)
あらすじ
オススメポイント
ゴブリンを倒すのに相当の時間を要する。普通のファンタジーのように最初の一歩がなかなか進めない感じが、ファンタジーなのにちょっとリアリティがあって面白いです。最終的に少しパーティ戦にも慣れてくるところで終了するので、2期やらないかなぁと期待をしている作品だったりします。
作品の全体的な色合いが、作品タイトルや各話といい感じにマッチしているところもよく、全体的に雰囲気作りが好みな作品です。各話の進みがちょっとのったりしているところを除けばとても面白く雰囲気のある作品のように思えます。
さいごに
今回は2016年放送アニメの中から、自分が面白かった作品のうち、いくつかのジャンルで紹介したいなと思った作品を10個取り上げました。本当は「フリップフラッパーズ」とか、「昭和元禄落語心中」、「コンクリート・レボルティオ」とかも入れたかったのですが、10選にしたかったので今回は選外にしました(もしかしたら今後増やすかも)
2017年もいろいろな面白いアニメが放送開始されています。また2017年版も同様のオススメ記事を作っていければと思います。
関連記事など
今年のアニメ感想のまとめ記事です。
各期アニメの感想などを書いていますので、あわせて見てください。
2016年上半期(2016冬、2016春)アニメを見た感想まとめ(全47作)
2016年夏アニメの感想まとめ(22作品)と私が面白いと感じた作品
2016年秋アニメの感想まとめ(32作品)と私が面白いと感じた作品
話数単位で選んだ2016年TVアニメ10選もやってみました