たかみめも

アニメ、ゲームの話や紅茶の話など、日々気になったことをだらだら書いてます

コミケでレイヤーさんをアンパンマンカメラで撮影してきた

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どうもお久しぶりです。

タイトル以上のことが言えず何なんですが、私自身カメラが好きで、子供の写真やら風景やらを撮るのがまぁ好きなんですね。あわせてレイヤーさんを撮るのもまた好きでして。
で、昔にミラーレスお断りみたいなツイートを見てから、「レイヤーさんって撮られるときのカメラって気にしているのかな」と思うようになりました。

 

そんなこんなで時が流れてこんな記事を見ました。記事自体は3年くらい前のものですが、一流のカメラマンの方がアンパンマンカメラで撮った写真がクールで「弘法筆を選ばず」ってこういうことだなぁなんて感心したわけです。で、この記事を見た後に

 

 

アンパンマンカメラでレイヤーさんを撮ったらどうやろうか

 

 

という何だかよくわからない感情に至ったのですが、たまにはこういうのも面白そうだなと思い、妻に時間をもらい、アンパンマンカメラを買って、いざコミケに望んだというのが今回の背景です。

 

ちなみに今回の趣旨はこんな感じですね。不純な感じしかしねぇ……。

 

  • 素人がアンパンマンカメラでレイヤーさんを撮影していい写真が撮れるか
  • アンパンマンカメラを向けられたレイヤーさんの反応をまとめる

 

撮影してきました

というわけで、暑い中撮影してきました。撮影させていただいたみなさま、暑い中ご対応ありがとうございました。
コミケは2日目。本当なら3日目に気になるサークルさんがちらほらあったのですが、知人の関係と1日しか時間が取れないという制約によるものです。

他にもいろいろな方を撮ったのですが、あまりこのページが長くてもどうかなって思うので、いくつかだけ抜粋しておきました。(都度整理ができれば後ろに写真を載せるかも)

 

今回の撮影媒体

(カメラのほうはええやろ…………)

 

カメラ性能と写りの是非

今回は私が普段使っているカメラで撮影したものとアンパンマンカメラで撮影したものを横並びにして写真を比較していきます。
各々の画像は取り込み後にLightroomで補正をかけたものです(レイヤーさんの言う加工ってのがどこまでに該当するのかわからんので、露光等の補正とぼかししかかけていないですけど、こんなもんでいいんですかね……??)

 

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2019.08.10 C96 2日目 ばなな子さん(@tjtakk)

露光などがうまく合ったパターンだと、アンパンマンカメラだとうまく撮れます。画素数の差はともかく、ここまでのものが撮れるもんだなぁと感心していましました。

 

 

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2019.08.10 C96 2日目 御園ななこさん(@misono_nanako)

構図を意識しすぎて撮影した場合にピントがうまく合わず撮影失敗したなぁってパターン。手前側のマスケット銃にばっちりピントが合っているのでピント合わせの難しさを感じた1枚です。

 

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御園さんの別ショットも。マミさんは背面のショットが映えますよね。

 

 

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2019.08.10 C96 2日目 お名前未確認です。掲載に問題ありましたら消します。

こちらも鮮明ではないものの、全体的な雰囲気は渋めでいい感じ。光源の取り方次第で色合いがそこそこ変わるので都度撮影した画像を確認しつつ再撮影したいところですが、何せ撮影後の画像確認が超大変なのでそこがネックですね。

 

 

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2019.08.10 C96 2日目 防災公園おなじみのギリースーツの方。

低解像度ならでは、といえばの画像。迷彩っぽさ、独特の色合いがよく出ていて個人的にはとても好きな1枚です。自分もアンパンマンカメラを伏せて同じようなポーズで撮影をしていたのですが、外野で見ている人にはとても不思議な光景に見えたんだろうな。

 

感想など

アンパンマンカメラの使い回し

最初は手間取ることが多々ありましたが、下記の注意点を撮影しながら理解することでそこそこの写真を撮ることができました。

 

  • シャッターまで時間がかかる
  • シャッター音の後、数秒の静止が必要
  • 広角なので、寄りめに撮影する必要あり

 

基本的にレイヤーさんは静止した状態で撮影しますし、レイヤーさんの理解を得られれば、案外いい写真が撮れそうでした。一方で、撮影時に画像の確認が通常のカメラよりも行い辛い点や、画素数の低さ、ピント合わせの難しさなどのデメリットもあり、いい写真をどうとればよいかというのがその場で判断しづらいというのを感じました。だいぶ上級者向けですね……。

 

 

レイヤーさんの反応

男性レイヤーさんの場合、「おっ、何それ。アンパンマン!!撮影できんの!!?」って反応がほとんどだったので、以下は女性レイヤーさんを撮影した感想をお伝えします。パターンとしては大きく3つに分かれたって印象です。

 

無反応

後ろに人が並んでいる、基本的に会話の少ないタイプのレイヤーさんの場合、アンパンマンカメラを向けられてもそんなに反応をすることはありませんでした。
他の方がガチのカメラかスマホの中、いきなり変なトイカメラを向けられて一瞬怯む様子は見られましたが、そこからは普通に撮影に応じていました。逆に怯んだのはこちらのほうでした。レイヤーさんすごい。

この反応をされた方は全体の半分くらいで、特に撮影を始めた前半は無反応の方が多かったです。撮影前半に思った以上に無反応続きの方が続いたので、後から何か言われてそうだなぁと思いつつ、無心に撮影を続けていました。

 

撮影後に反応

撮影の際には大きな反応をされていない方も、終わった後に「それって撮影できるんですか?」と興味を示される方もちらほらいました。撮影できないカメラを向けるのはどうかと思いますが、撮影できるのかわからないようなものを向けられたらそりゃそんな反応をするわなって感じですよね。私だってそう思います。

とはいえ、終わった後に「こうやって撮影するんですよー」なんて話をしたら面白がってくれる人もいたのはよかったです。前述のとおり後ろに人が並んでいない場合にのみこういうコミュニケーションに発展するんですが……。

 

撮影時にガッツリ反応

一方でアンパンマンカメラを向けられた瞬間にいい反応をされる方もいました。個人的にはこういう反応をされる方を前にすると普通に撮影するときもやりやすくて大変よかったです。この反応を示したのは全体の1~2割程度の方でしたが、こういう反応を受けると撮影もしやすくなりますので、初見でのコミュニケーションって大事だよなぁなんて思った瞬間でした。

 

今回のまとめと総括

改めてですが、今回の趣旨は以下の2つ。所管を含めたまとめです。

 

  • 素人がアンパンマンカメラでレイヤーさんを撮影していい写真が撮れるか

   → なかなかいい写真を撮るのは難しいけど、工夫でどうにかなる。

     でもやっぱりプロって凄い。

  • アンパンマンカメラを向けられたレイヤーさんの反応をまとめる

   → 無反応の人が多い中、思っている以上にいい反応を頂ける方がいてよかった。

     ただし人によるので、都度反応を見ながら撮影する必要あり

 

いつもと違う撮影機器での撮影は緊張と楽しさがありました。とはいえ、今回は主観的な楽しさだったので撮影される方も楽しいやり方があるとなおよかったなと思いました。他人から見たら「何だこいつ」って感じですし。

 

あと、思った以上にレイヤーさんって撮られる機器を見ていそうだなぁとも感じましたが、悲観的な感想ではなく、「あっ、この人こんなカメラ使っているんだ」というような反応を示していそうというのが今回私がアンパンマンカメラを向けたときに感じた印象です。特にコミケはお祭りのような場でもありますし、お互いにマナーを守り、気持ちよく撮影できるのがいいよねってものでした。

 

 

あくまで一方的な感想にはなってしまいますが、アンパンマンカメラでの撮影を通じて、カメラって難しいなってこと、撮影時、撮影前後のコミュニケーションって大事だよなってことを改めて実感したというのが今回の総括です。様々な制約があり出来なかったことも多くありましたが、この2点がわかっただけでもほんとよかったなぁと思っています。(あと、「うまく撮影できんでほんとごめんな」って感情が写真の整理をしながらふつふつと……)

また撮影できる機会があれば、いろいろなことにチャレンジしていきたいです。そんな感じで締めさせていただきますね。