たかみめも

アニメ、ゲームの話や紅茶の話など、日々気になったことをだらだら書いてます

迷家-マヨイガ- 2話感想 ~村に到着した一行~

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迷家の2話が放映されました。1話では各キャラクターの自己紹介に始まり、「人生やり直しツアー」へ向かうバス内でのやり取りがメイン。納鳴村へ向かったところで1話が終了したため、まさにイントロダクションという印象を受けました。

この時点で考察事項が散りばめられているため、他の感想ブログやTwitterなどでも先の展開についての高度な情報戦が繰り広げられていたように感じました。

さて、迷家の2話の感想と気になったことです。

 

2話の流れと感想

あらすじ

1話に引き続きバスで納鳴村へ向かうものの、途中でバスが土砂崩れに遭い、バスが動かなくなる。ここで一行はバスを捨て運転手を見捨て、山奥を歩き、納鳴村へ向かう。村へ行く間、真咲やリオンにドキドキしてしまった光宗は颯人に「惚れやすいんじゃないか」と指摘を受けてしまう。

一行は納鳴村と思わしき村を発見するが、そこには人の住む気配の全くない廃村となっていた。どうやら人は1年以上も住んでいない様子、この村には何かあるかもしれないと察知した一行は、グループを組んで探索をはじめる。

そこで真咲に性的な要素を求めるよっつん、うまく他のメンバーの目をかいくぐり真咲と二人きりになる。また光宗もまいまいと二人きりになるが、まいまいに対してドキドキしない光宗に怒り勝手に移動を始めるまいまい。そんな彼らの前に現れたのは別れたはずの運転手が。一方で真咲とよっつんは集合場所に戻ってこず・・・・・・。

 

感想

2話も1話と同様にイントロダクションに近いような印象を受けました。1話では自己紹介と納鳴村に対する噂などについて、2話では納鳴村の現状についてと怪しい物影といった感じで、事件を起こすに必要な構成要素はある程度揃ったんじゃないかなと思っています。

3話、もしくは4話くらいでシナリオが動くことを考えると、2話の進行状況は順当かなと思っています*1

 

気になった点

光宗の特殊能力

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男子校在籍で女性にあまり免疫のない光宗。案の定真咲やリオンに赤面してしまうシーンがありました。本人は「惚れっぽい」と言っているのですが、彼の惚れるかどうかの基準によって、今後の生存が決まるような気がしています(邪推ではありますが)

今のところ、光宗がドキドキしたかどうかがはっきりしたのは以下の4名でした。これがどういう因果かはわからないですが、キーパーソンと考えられる真咲とリオンにドキドキし、死亡フラグが1話から立っているように感じたマイマイはドキドキせずでした。対女性限定ではありますが、「ドキドキにより生を感じるかどうか」というような能力を持っているような気がしました。

 

女性キャラ光宗がドキドキしたか
真咲
リオン
ナンコ
マイマイ ×

 

山で見かけた謎の足跡

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納鳴村へ行く道で見かけたのが「大きい熊だと思われる謎の足跡」。にくきゅうがにくにくしているわけではなく、どちらかと言えば人間のものに近い足跡のようでした。*2ただし『大きな何かではあることは確か』という言葉が出てきているため、この足跡は人に比べて非常に大きいもので、伝承どおり鬼の足跡なのかなと推察できそうですね。

 

誰もいない村、何かが潜む村

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一行は村に到着し、散策をしたにもかかわらず人っ子一人もいないという不穏な状況。1話で出てきた納鳴村の都市伝説では色々な原因で村人全員が死んでいるという説も多く見られましたが、まさにその都市伝説のようなことが起こりえると考えられます。

 

一方で、光宗とマイマイ、真咲とよっつんが一緒にいる2地点で「カサカサ」という物音と影がしました(光宗のほうは運転手でしたが)。大自然の中なので動物が普通にいるのかなとも考えられるのですが、上記都市伝説とわらべ歌に照らし合わせると鬼が潜んでいると考えられます。鬼の所為にした大量殺人などが企てられることとかは・・・・・・さすがにないかなぁ。

 

村のインフラ状況

村に到着したときに、村に対するいくつかのカットがありました。そこには「公衆電話、黒電話」や「郵便ポスト」、「バス停」といった現代にも存在するような交通、通信インフラが存在していました。そのため、昔は外部との通信手段があったと考えられます。ただし建てられた家を見た感じ、水道と電気も通っていなさそうですね。

 

村を散策開始するときの真咲の言葉

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村に到着し、村人を探すために最初の散策を開始する前の真咲のつぶやいた言葉が引っ掛かりましたが、全く何の伏線になるのかが不明なのであくまで情報の1つとして。

 

各キャラクターの本性

1話で言われていた自己紹介以外だけでは各キャラクターの特徴はあまり伝わらなかった(ヴァルカナのようなキャラは別)ですが、2話の散策のシーンで各キャラクターの特徴が出てきました。

らぶぽんが処刑っ子だったり、氷結のジャッジネスがジャックに対抗意識があったり、よっつんとトシボーイが下半身クズっぽかったりという、いかにも人間らしい本性が段々見えてきていると言ってもよさそうです。

少なくともよっつんは死亡フラグが立っちゃったなぁということには変わりないですよね。

 

運転手について~イントロダクションを見返して~

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2話視聴後にイントロダクションを見返すと、「30人につきつけられる『納鳴村』の真実とは?」と書いていました。ここで気になったのが30人の中に運転手が含まれていないと考えられます。

 

運転手も納鳴村にいる全員と合流し共同生活をすることを決めましたが、その理由というのが全くもって不明です。運転手との会話を聞いている限り、納鳴村から戻る意思はあまり見られないように感じましたが、光宗と出会ったときには「気が変わった」と言っていたので帰る意思はあったのかもしれません。ただ運転手が現れた時に特に持ち物らしいものはありませんでした。皆の財布はどうしたんでしょうね。

バスでの驚き顔のこともありますし、運転手はキーパーソンなのか、ストーリーへ関係しないオブザーバの存在なのかが気になるところです。

 

さいごに

そろそろ誰か死亡するかなーと思いながらゆっくり見ています。よくよく考えてみると、メンバーのほとんどが10代、運転手を除き全員30歳未満という違和感。鬼の伝承でも「たまには人間の子供でも喰らいたい」などとあったので、その点も関係あるのでしょうかね。

この2話である程度の情報が出たところで、そろそろストーリーが動いて欲しいと思っています。次の話でついによっつんが・・・・・・(ここでこの記事は途切れている)

 

1話の感想記事です

前回更新をした1話の感想記事です。

1話を見て、気になった点などを書きましたので、ぜひあわせて見てくださいっ!

9tail.hatenablog.com

 

*1:シナリオの進みが遅いと言っている方が多いように見受けられますが、ミステリー系のストーリーをちょっぱやでやるアニメのほうが私はどうかと思います

*2:ゴリラやオランウータンの足跡とは違いました