読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

たかみめも

アニメ、ゲームの話や紅茶の話など、日々気になったことをだらだら書いてます

少女たちは荒野を目指す 8話の感想と「デスマーチは効率を悪くするんじゃないか」ということ

アニメ

少女たちは荒野を目指すももう8話まで来ましたね。7話の最後では砂雪から文太郎へ「北条君、修羅場モード発動よ」、「わからない?缶詰よ」と言ったところで終了しました。そう、8話は書き終わるまで眠ることができないデスマーチがスタートします。社会人が聞くと戦慄を覚える「デスマーチ」というこのワード、8話の視聴感想とともに、そもそもカンヅメは効率を悪くするという話をします。

なお「海とかデートに行ってなかったら間に合ってたんじゃないか」という感想をちらっと見たのですが、行っても行ってなくてもどうせ同じところで詰まってしまうだけですので大して変わりないと私は思っています。

 

 

アニメの感想

終わりの始まり

f:id:nine-tail:20160226005548j:plain

まずはいつもどおりのアニメの流れに沿った感想を。7話の最後の続きと言う形から入り、ビビっている文太郎の家に訪れる砂雪。砂雪の印象が生んでいるのか、なんかホラーっぽいのは気のせいでしょうか。

訪れたと思ったらそのままメンバーを全員連れて文太郎の家に篭城。文太郎の家に誰もいないの?という設定に関するツッコミはここでは置いといて、ここで文太郎のデスマーチがスタートします。

 

逃げる文太郎

f:id:nine-tail:20160226005641j:plain

いきなりカンヅメと言われても困ってしまう文太郎。しかも前話までの流れを汲むと、リフレッシュはしたもののまだスランプが解消されていないと思われます。そりゃそうでしょう。だって彼は夕夏とのデートが終わったところでいきなりみんなが家に押しかけてきたわけですから。

 

f:id:nine-tail:20160226005615j:plain

スランプもいいところの文太郎はやっぱり最初は文章が思うように書けず、しかも部屋に篭りっぱなしという形を取られ追い込まれてしまう。彼も普通の人間と同じ行動である「とりあえず逃げる」を選択し自分の部屋の窓から抜けようとするものの、出口封鎖→携帯、ネット封印→部屋から出られなくされるという3連コンボを食らってしまいます。これでは息抜きを取ることがほとんど出来なくなってしまい、序盤早々に追い込まれてしまいます。きっつー。

なお携帯封鎖前にはラーメン屋の店長へ助けを求めるが亜登夢(というか砂雪)に先手を打たれてしまい、ここもダメ。砂雪ってメンバーの行動をきっちり読んで先手を打つ能力は本当に高いんですよね。

 

とりあえず頑張ってみるが・・・・・・

f:id:nine-tail:20160226005719j:plain

出口も封鎖され、完全に監禁状況で文章を書き始まる文太郎。後で砂雪がぽろっと監禁って言いそうになっていましたね。やっぱり監禁じゃないかこれ。

色々と頑張ってみるものの、どうにもテンションが上がっていない文太郎は何も進まず、最終的にベッドで横になったら完全に寝てしまいました。ここまでテンプレート通りの動きを見せてくれる文太郎さん、本当に素敵すぎますね。 

お昼に寝たはずが起きたら夕方。これで砂雪もオカンムリかなと思ったのですが、全員寝ちゃってたようですね。まぁこれは仕方ない。

 

メンバーからのご褒美

f:id:nine-tail:20160226005745j:plain

本話のサービスシーンである文太郎以外メイドコス。文太郎以外のキャラが全員メイドコスをして文太郎を癒すというシーン。

 

 

文太郎以外メイドコス 

 

 

f:id:nine-tail:20160226005822j:plain

 

亜登夢もメイドコスやんけ・・・・・・

 

 

ここでマッサージと言葉攻め、食事を受け取り、文太郎は改めて執筆に入るが、まだまだギアが掛からない。ここに来てトイレからの脱走(数時間ぶり2回目)を図るが、予想通り先手を打たれている。そりゃそうですよねー。

ここでお風呂に入りたいと言う文太郎。お風呂は体力を消耗するからやめたほうがいいという砂雪、テルハの意見と入れさせたほうがいいという夕夏とで少しぶつかり合う。お風呂でリフレッシュできるのっていいと思うのですが、徹夜前提だからお風呂後に寝てしまう可能性あるので、ここの判断って難しいですよね。ちなみに私ならここで15分ほど仮眠を取る判断をしそうです。

結局お風呂に入って夕夏と話をしているときに息絶えてしまう文太郎。ここでついに文太郎が逝ったー。その前に「36時間寝たい」とか言ってたから、既に相当睡眠を取りたかったんだろうなぁ。

 

ようやく本気を出す文太郎

f:id:nine-tail:20160226005915j:plain

お風呂で倒れた文太郎をとりあえずベッドまで連れてくるメンバー。この状況にはさすがの砂雪も別の手を打とうと検討をしていた矢先、文太郎が起き、「やりきる」という意思表示をする。この流れはもしやと思っていたのですが、高校生パワー+栄養ドリンクによるブーストで何とか2時間前に完成させてしまう。すっげー、さすが主人公補正が掛かってるだけのことはあるわ。

 

f:id:nine-tail:20160226005958j:plain

無事完成させた文太郎は机に突っ伏して寝てしまう。ここに現れた砂雪が完成した文章を見て、「お疲れ様」と一言声をかけ、文太郎の頬にキスをする。このヒロインは最後の最後までデレないかなと思っていたのですが、まさかのキスでしたか。なるほど、これは普通の三角関係でしたか。

そんなこんなで単独デスマーチが終了。終了したものの最後に砂雪の照れツンで文太郎に仕事が増えて終了。次回の「好きだから」ってタイトルはまた意味深ですよね。これは次回も楽しみになってきます。

 

スポンサーリンク

 

 

カンヅメやデスマーチが効率を悪くすること

さて、ここからが本題。今回はデート終わりで若干浮かれている文太郎に2日間のカンヅメをさせています。最終的に高校生という若さと栄養ドリンク4本という元気の前借りにより何とか文章を完成させます。序盤こそは寝ていたり逃げることを考えていたものの、最終的には時間を忘れ執筆作業に入る文太郎。そこで徹夜を行ったことにより効率が悪くなるんじゃないのという話です。

というわけで、今回のカンヅメによる影響はどの程度のものかを少し考えてみます。基本的に医学的、科学的な根拠は説明できるところのみで説明させてください。

 

睡眠不足による集中力、脳機能の低下

睡眠不足は集中力低下を招きます。集中力の低下は単純作業であるほど顕著に出ますが、文章の執筆では大きな集中力低下は招かないと思われます。ただし睡眠時間の低下により脳の機能に悪影響を及ぼします。それに連動して文章構築の力や思考力自体は低下するのではないかと推察されます(ただしこの点は集中力の問題ではなく脳の疲労の問題)

引用元は以下URLからどうぞ。

 

睡眠不足は判断、注意維持、集中力、作業能力および記憶の確実な想起などの脳機能に悪影響を及ぼし、睡眠不足が連続することで生じる睡眠負債の蓄積量に応じて、その悪影響の度合いは増加します。

 

睡眠と注意・集中力 | 【テアニン情報センター】

 

疲労の蓄積

休憩は適宜取っているとは思いますが、ぶっ通しで作業をしていると疲労は蓄積されていきます。疲労の回復にはお風呂などでリフレッシュすることや散歩などの息抜きが効果的ではありますが、文太郎の部屋には窓も封鎖されてしまい、外気との接触が一切なくなっています。 栄養ドリンクや仮眠での補給は行っているものの、肉体的、精神的な疲労は徐々に蓄積されていくはずです。

 

ここで疲労度についてです。 Fatigue Scientice社が開発した「Readiband」という腕時計型の疲労度計にて、疲労度と反応速度の関係を調べたところ70%の疲労で0.08%の血中アルコール濃度と同等であり、運転中の反応速度が40%低下すると言われています。ちなみに血中アルコール濃度が0.08%と言うと、缶ビール1~2本程度のほろ酔い程度ですね。今回の場合、徹夜によって疲労度はこの状態と同程度以上に溜まっているのではないかと感じています。そんな中での文太郎の作業、きっちりとした文章がかけているかが気になるところです*1

 

私の訳では少し怪しいので、原文とHPはこちらから。ちなみにgigazineさんの過去記事も掲載しておきますね。

 

Once a user reaches only 70% effectiveness, that value is the rough equivalent of a 0.08 blood alcohol level. This essentially means that if you’re driving, you’ll be 40% slower to respond if you have reached that 70% effectiveness level – and so as tired as you are, you might as well be drunk.

 

www.forbes.com

 

gigazine.net

 

外界との接触を絶たれたことによるストレス

後半の集中できている状況にまで自分の気持ちを持っていくことができれば問題ないのですが、完全に集中できていない前半の文太郎の状況で外界からの接触を全て絶たれることはストレス以外の何者でもありません。砂雪は「追い詰められた人間は、何十倍も力が出る」とは言っていますが、それはあくまで追い詰められ集中できた人間が至る境地の話で、スランプの人間にただムチを打つ行為はただのストレスに他ならないです。

 

まとめ

今回の場合は無事に校了できたのでよかったのですが、この状況が幾度となく続くと心身へのダメージとストレスを受け続けることになり、文太郎としては辛いだろうなぁと思っています。とはいえ、彼自身が文章書きとして未成熟なところもあるので、効率よく文章を書けるようになったらまた違うのかもしれませんね。欲を言うと「カンヅメになる状況まで持っていかない」というのが何よりも理想系ではありますが。

いやしかし、結構砂雪さんはアメとムチの落差が激しいなぁというお話でしたね。次回は文太郎は少しゆっくりできるといいですね。

 

前話の感想ですっ

 7話の視聴感想はこちらから、あわせてどうぞ。

 

9tail.hatenablog.com

 


*1:あとからみんなで推敲とかするだろ、というツッコミはなしね。