たかみめも

アニメ、ゲームの話や紅茶の話など、日々気になったことをだらだら書いてます

甲鉄城のカバネリ 1話感想~ざっくり気になった点の洗い出し~

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私の周りでも話題によくあがっている「甲鉄城のカバネリ」です。1話を見たときには他の方と同様にクォリティに圧倒されたような印象を受けました。今のところは前評判通りピカイチのアニメと言っても過言ではないです。

まさか、はてなブログの旬のトピックにも取り上げられるほどのものとは思っていなかったのですが、色々な方の記事を見て、私も色々思うことがあったので色々書くことにしました。決して媚びているわけじゃないですよ、もともと書こうかなって思ってたの。

 

 

1話感想 

 

ストーリー、描写ともにすごかった(小並感)

 

 

 

などと言ったら完全に後追いで記事書いたじゃねーかとか、マジメに書けとか言われそうなので、以下に気になった点をつらつらと書いていきます。

なお感想ですが、先入観抜き、他のアニメへのオマージュを考慮しなくても、作画、音響、1話のストーリーの入りともに非常に完成度が高いなって感じました。最近のアニメにありがちの「1話はあくまでもイントロダクション」という感じがせず、1話からどんどんストーリーが進んでいく感じはキルラキル以来のような気がしました。*1

2話以降も楽しみなアニメ、今後のストーリー展開が楽しみです。あ、あと無名ちゃんかわいいよね。

 

気になった点など

駅の構造

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まず気になったのは「顕金駅」の構造。公式HPから画像を拝借してきました。

一瞬思ったのは「進撃の巨人」と同様に全体が塀に囲まれているなぁ、という感想を抱きました。確かに進撃の巨人を手がけたWIT STUDIOだから同じようなコンセプトにしたのかなぁと非常に安直なことを最初は思っていたのですが、周りが水場に囲まれ、塀を建てて侵攻を防ぐという建造立地より、どちらかと言うともののけ姫のエボシ御前に近いかなと。

他の駅がどのような構造をしているかはわからないので一概には言えないですが、どの駅もカバネから駅を守らなければいけないという命題があるため、顕金駅と同じような構造になっていそうです。1話最初のシーンである廃駅通過のシーンでも駅が塀に囲まれ、円形の街配置となっているようなので、今のところこの考えで間違いはなさそうです。

 

甲鉄城以外の瞬城

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続いてこの世界で動いている鉄道である「瞬城」についてです。こちらも公式HPから画像を拝借してきました。

気になったのは、顕金駅が「瞬城」と呼ばれる鉄道の多くが生産、整備される駅とのこと。この駅が1話でカバネたちにより火の海となりましたね。

2話以降は顕金駅を捨てて、逃げられる人たちだけで甲鉄城で逃げることになるんじゃないかなと予想をしています(PVなどから察しています)が、このときに他の瞬城が出てくるんじゃないかなという期待をしています。

非常に稚拙な予想ではありますが、甲鉄城の部品(もしくはコアとなるようなマクラキー機関)が破損し、それを別の瞬城から奪取するようなシナリオとかがあるんじゃないかと。あくまで妄想ですよ、妄想。

 

カバネの葬り方

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カバネの葬り方については1話の時点では以下の2通りだと考えています。

  • カバネの心臓を破壊する
  • カバネの首をはねる

公式HPには以下のように書かれているのですが、1話最後の無名の対カバネのシーンを見るに、首をはねれば動きを止められるかと思っている(破壊とはねるのでは訳が違うと考えています)のですが、仮に首がなくても自律行動を起こすようであればやっぱり心臓を破壊するしかないようです。

 

 カバネを止めるためには心臓を破壊するしかない

カバネは体を傷つけられてもその傷はすぐに塞がり、頭部を破壊されても活動を続けるが、心臓を破壊すればただの屍に戻るということが知られている。

 

http://kabaneri.com/keyword/04.html

 

なお、カバネの心臓は「鋼鉄皮膜」によって覆われているため、銃弾を単発で当てても貫くことができない(生駒の最初のツラヌキ筒の試射のシーンより)ため、突きによる斬撃などが必要になってきます。また貫通系の武器との相性がいいため、弓矢による射撃が銃撃に比べて相性がよさそうです。

 

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感染と生駒の生存

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1話後半で生駒とカバネとの戦闘シーンで辛くもツラヌキ筒でカバネを貫くことに成功をしました。しかし生駒の右腕はウイルスに犯されてしまいます。ここで行った生駒の処置方法と感染までの時間についてです。

「ウイルスが血液より循環し脳へ行き着くと感染する」と仮定します。生駒がウイルスを注入された右腕が心臓を経由し脳まで行き着く時間は約1分、循環された血液が首を通過するまでは45秒以内と考えられます。*2ウイルスの血液内での循環がこれより遅いことを考慮し、生駒の初手の手当てにより血中のウイルス循環のスピードが遅くなったとしても、タイムリミットは1~2分程度と考えられます。それまでに生駒は以下のことをしています。

 

■ ウイルス感染から駆除までの生駒の行動

  1. ツラヌキ筒でカバネを貫通できたと喜ぶが、ウイルス感染に気づき焦る(この時点で10秒経過)
  2. 熱された薪で腕を焼き、血液の循環をゆっくりにする
  3. 自身を固定して首を絞め、カバネのウイルスが抜けるまで待つ

 

生駒の手際のよさ、半端ねえ・・・・・・。

 

これで生駒がカバネの潜伏期である3日間を乗り切れば、感染を防ぐ手を編み出したと言えそうですが、首を絞めるという荒業は万人には受け入れられなさそう。

なお、カバネ化をギリギリで踏みとどまった生駒ですが、2話予告で「人々が受け入れるはずもなかった」と言われてしまっているので、まずはここを乗り切るところからスタートしそうですね。どう説得するのやら。

 

あと、感染を防いだ際に生駒の髪の毛の一部が白色になっていましたが、他のカバネを見ていると、髪の毛の色が白髪になっているわけではありませんでした。この描写はあくまで「生き延びたことを示すもの」なのか、「今後の伏線」なのかはわからないですが、相関性が全く見出せていないので前者だと思っています。

 

さいごに

美樹本デザインをこのご時勢に持ってきたこと(デジタル作画の進化によって、美樹本デザインにアニメ側が追いついたとも考えてもいいのかな??)や、ツラヌキ筒に関する若干の検討だったりと言いたいことはどんどん出てきているのですが、これ以上書いているとだんだんキリがなくなってくるのでとりあえずはここまで。

ストーリーの展開として、カバネがどういう理由で出てきたのかなどというストーリーに直接関連する疑問も多々あるのですが、それは話が進んでひとつずつ判明したタイミングでまとめて話題にあげてもよいのかな。

今期の中でも話題が集まったこのアニメ。2話以降も楽しみですね。

 

おまけ:これAmazonプライムでやってるんですね

1話はリアルタイム視聴をしていたのですが、この記事を書くために改めてアニメを見返そうと思っていたら、公式HPにAmazonプライムやってますと。放送の3時間後に配信開始をするので、録画し忘れたという方や朝通勤通学時に見たいって方にもいいですね。一応AmazonビデオのURLを貼り付けておきますので、見逃した方はぜひ。

脅える屍
 

 

*1:他にもこういうアニメがあるかもしれません。あくまで私の所感です。

*2:約1分で血液は心臓→動脈→静脈→心臓のルートを循環します。