たかみめも

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渋谷にある喫茶店 「茶亭 羽當(はとう)」で飲んだコーヒーと紅茶

珍しく発生した休日の仕事も終わり、井の頭線渋谷駅の改札前である人と待ち合わせをしました。

「ちょっと疲れたから落ち着ける場所でお茶をしたい」と私が伝えたところ、その人が「ここからは少し離れるが、いいお店だ」と言ってひとつのお店を紹介してもらいました。 

 

紹介して頂いたのが、ここ「茶亭 羽當」でした。「渋谷 喫茶店」で調べるとすぐに出てくるほどのお店で、とても人気店とのこと。

純喫茶に近い雰囲気でオリジナルブレンドをはじめとしたコーヒーがメインのお店ですが、このお店で頂いた紅茶が雰囲気を含めてよかったので紹介することとしました。

 

お店の感想など

お店の雰囲気

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場所はJR渋谷駅のハチ公口から徒歩5分ほどの位置、明治通りから少し入ったところにあります。渋谷駅側から向かうと、手前の樹で喫茶店の看板が隠れているのでちょとわかりづらいですが、近くまで行くとすぐに見つける事ができます。

店構えから既に「喫茶店だ!」という雰囲気が感じられますね。こういう喫茶店、大好きです。

 

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カウンター、テーブルをはじめ家具もほとんどが木製でお店の雰囲気としては、「落ち着いた隠れ家」という言葉が適切でしょうか。入口付近でコートを掛けられるのもいいですね。

入口からお店を見ると少し狭そうに見えますが、先に進むとカウンターの後ろに4人がけのテーブル席が2、3席ほどあります。

 

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このお店はカウンターにずらりと並んだカップが何より魅力的です。カウンターに座って「今日はどのカップでコーヒーや紅茶を飲むんだろう」と心躍らせるのも、この喫茶店のひとつの楽しみと言えます。

 

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さらに奥に進むと、4人がけの席が3つ、8人まで座れる席が2つあります。入口付近の狭さに反して、思っている以上に人が入るようです。それでも休日には席が全て埋まってしまうほどの人気店なので、時間帯によっては待つことを覚悟したほうがよいでしょう。

 

カウンターで楽しむコーヒー

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たくさん並んだカップと、絶えずコーヒーを作り続けるマスターを見ながらオリジナルブレンドを頂きました。コーヒーについては味の良し悪しがあまりわからないのですが、苦味と酸味のバランスがよく(ちょっと酸味が強く感じましたが)、とても香り高いコーヒーだったように感じました。

 

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お一人様だとカウンターに座ってコーヒーを飲みながら創作物に勤しむのもアリです。少し薄暗い照明に主張しないBGM、そんな中楽しむコーヒーとお店の雰囲気は、ここが渋谷だという事を忘れさせてくれます。

 

雰囲気も味も満足の紅茶

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紅茶はアッサムを注文。特徴的なのは、ポットを固形燃料で常に温めているところ。お店の少し薄暗い雰囲気と、温める火の色合いとがうまくマッチしており、よく見かけるティーコジーでで保温するタイプに比べて、とてもオシャレです。

 

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紅茶はティーポットから茶葉が抜かれた状態での提供でしたが、アッサムの独特の甘みとコクがよく伝わってきます。ミルクを入れても十分紅茶のコクを感じられるくらいにしっかりと紅茶が抽出されているように感じました。

あわせてミルクを頼んだところ、ミルクは適温に温めて提供されており、ミルクティーにしたときに紅茶が冷めすぎることを避けるような配慮までされていました。最初にミルクポットを触ったときに、思わず「おっ」と言ってしまいました。

 

別のタイミングでマスターが紅茶を作っているところを見たのですが、茶葉の量は一人前としては結構な量を入れていたようでした(細かなグラム数は不明ですが)。他に特徴的だった点としてポットやカップを温めているシーンなども見られ、見た目の印象、味に繋がるようなサービスの細やかさを紅茶を淹れるシーンで感じることができました。

 

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お茶菓子にはオレンジのシフォンケーキを注文しました。オレンジはスポンジとスポンジの間のクリームに挟まっており、全面に主張するタイプではないようでした。ふわふわのスポンジにそこまで甘くないクリームがちょうどよく、コーヒーだけでなく紅茶ともよく合います。

 

羽當さんで頂いた紅茶は満足の内容でした

茶亭 羽當さんで頂いた紅茶は、味だけでなく、細かなサービスを感じ、紅茶専門店と遜色ないほどの満足感を得ることが出来ました。もちろんコーヒーやカフェオレといったコーヒーメニューがメインなのでそちらを楽しんで頂くのが先だと思いますが、紅茶もオススメなので、コーヒーを頼んだ後はぜひ紅茶を頼んでみてはいかがでしょうか。

 

お店の情報

お店の情報(立地、お店情報など)

 最寄駅    :渋谷駅

 駅からの距離 :徒歩5分程度

 席数     :約50席

 

 営業時間   :11:00~23:30(L.O.23:00)

 定休日    :なし(年末年始などは定休あり)

 

地図

 

紅茶の種類

 アッサム、ダージリン、ウヴァ、キームン

 アールグレイ、ラプサンスーチョン

 

おおよその客単価

 紅茶のみ    :950~1,000円

 紅茶+フード  :1,500円程度

 

個人的な感想(★5つが満点)

 お茶のおいしさ    :★★★★☆ (茶葉は抜いていましたが、十分しっかり抽出されていた)

 フードおいしさ    :★★★★☆ (シフォンケーキは絶品)

 コストパフォーマンス :★★★☆☆ (少し高めだが、雰囲気含めると妥当)

 リピートしたいか   :★★★☆☆ (価格面を考えると、たまに行きたいって感じ)