たかみめも

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2種類の方法で淹れた「ほうじ茶の煮出しミルクティー」の作り方と味の感想

普段は紅茶をよく飲む私ですが、別に紅茶ばかりを飲んでいるわけではなく、気が向けば中国茶や日本茶も飲むことも多々あります。

 

yamayoshi.hatenablog.com

 

だいぶ前のものではありますが、ぐるりみちさんのこんな記事を見ました。ほうじ茶で煮だしミルクティーを作ったものですね。普段なら「へー、美味しそうだなぁ」で終わるところだったのですが、気になったのが『ミルク出し』というワード。紅茶では煮出しをする時にはミルクで出すことはほとんどしないので、どんなものかなと思い作ってみようと思ったのが今回の始まり。

私はぐるりみちさんと同じようにミルクで煮だした『ミルク出し』と、ロイヤルミルクティーを作る時の作り方の2種類の方法で淹れて、香り、味の違いがどう出るのかを確かめてみます。

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ほうじ茶の煮出しミルクティーを作ってみました

今回使ったほうじ茶

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今回は近所のスーパーに売っていたこのほうじ茶を使いました。

 

本当であれば「中川政七商店」さんの「ミルク出焙煎大和茶」を使おうと思ったのですが、残念ながら通りかかった中川政七商店さんでは売り切れだったので、諦めて普通のほうじ茶にしました。

www.nakagawa-masashichi.jp

 

材料

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  • 牛乳   250ml (ミルク出しの場合) / 150ml(ロイヤルミルクティーの場合)
  • 水    100ml(ロイヤルミルクティーのみ)
  • ほうじ茶 約20g(大さじでざっとすくったため目分量)
  • 砂糖   6g(お好みで調整)

 

『ミルク出し』での淹れ方

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鍋の中に牛乳、ほうじ茶、砂糖を全て入れて温めます。

このとき、ほうじ茶はゆっくりなじませるため弱火~中火でことこと温めます。

 

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このようにぶくぶくと泡だったら、鍋の火を止め、茶こしを使って注ぎます。

これでおしまい。簡単でしょ。

 

ロイヤルミルクティーと同じ方法

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こちらの場合は、まず鍋に100mlの水を入れて沸騰させます。

沸騰したらほうじ茶を入れ、弱火~中火で1分半温めます。

 

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鍋からほうじ茶のいい香りがしたら一度火を止め、牛乳と砂糖を入れて再度温めます。このとき、沸騰するまで温めないようにします。

軽く温まったら、鍋の火を止め、茶こしをつかって注ぎます。

 

この方法でもこれでおしまい。ねっ、簡単でしょ。

 

できあがりだよ!!

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出来上がりです。右がミルク出し、左がロイヤルミルクティー方式です。

ミルクの量が紅茶の色の濃さに直結しているように感じます。左の方は茶液がしっかり出ているように見られますが、味のほうはどうでしょうか。

 

早速飲んでみました

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まずは『ミルク出し』の方を飲んでみました。

ミルクの香リの中にふんわりとほうじ茶の香りが閉じ込められています。ガッツリとほうじ茶の香りが出ているわけではありませんが、牛乳の中からほのかに感じるほうじ茶の香り。煮出し方をもう少し調整すれば、ふんわり甘いミルクティーの変わりになりそうですね。こちらのほうが女性ウケしそう。

 

次にロイヤルミルクティー方式の方を。

こちらは飲む前からほうじ茶の香ばしい香りがしました。香りが強いのか、砂糖の量が同じにも関わらず、こちらのほうが少し甘さが控えめに感じました。ミルク出しに比べて口の中でもほうじ茶の香ばしさを感じることができます。

やはり、しっかりとお茶の味を引き出すにはお湯で煮だしたほうがよさそうだですね。少し癖が強いと感じる場合は牛乳、砂糖の量を調節することでもう少しまろやかな味わいになると思います。

 

さいごに

『ミルク出し』だとお茶のいい香りはなかなか出ないでしょ……と思っていたのですが、思っている以上に味わい深いものになっていました。とは言え、ほうじ茶の香りをぐっと出すにはやはりお湯で煮だした方がよさそう。抽出の仕方などを工夫したらもっとおいしく出来るかも。

 

冷たい飲み物がおいしいこの夏ですが、クーラーの効いた部屋にずっといると身体も冷えるので、温かいお茶を飲んで体温管理をしてみてはどうでしょうか。私ももう少し分量を調節して美味しい分量を模索してみようかなと思います。