「水曜日のアリス」に売られている紅茶を飲んでみました
「水曜日のアリス」という女子御用達のお店がちょっとこじゃれてていいよなんてお話を聞いたので、行ってみることにしました。三十路もいいとこのおっさんがこのお店に行くには理由がありました。「ここで売られている紅茶を買うため」、「イヤホンジャックのキーホルダーを購入するため」の2つです。
今回は水曜日のアリスにおっさんひとりで行ったことと、買ってきた紅茶を飲んだ感想についてです。
お店に入るまで
お店は明治神宮前駅のA7出口から徒歩1分以内。A7出口を出たらすぐにたどり着きました。お昼に到達したら整理券を配っている警備員の方がいたので、整理券をもらって移動。入場の時間まで1時間くらいあるのでとりあえずコンドームマニアに行き心を落ち着かせることに。原宿にはおじさんの居場所はほとんどなく、大好きな千疋屋に行こうとも考えたのですが時間がなさ過ぎて断念し、目の前のケバブ屋で飯を食うのもどうも色気がないので今回はパス。寒空の中散歩をしながら考え事をして時間を潰すことにしました。
そうこうしていると時間が来たので店の前に行きました。少し早かったけれども店の人の計らいで先に入れてもらうことに。ちなみにこの時点で周りに男性客と思われる人はひとりもいませんでした。泣きそう。
お店の外観と内装
お店の外観はこんな感じ。比較するものがないとなかなかサイズが伝わらないですが、高さは100cmもないくらい。ドアが小さいのは、不思議の国のアリスの原作をイメージしたものですね。
お店は3階立てで、各階の名前は以下のとおり。
1F 「白の女王のキッチン」
2F「赤の女王の裁判所」
3F「帽子屋のアトリエ」
詳しい情報などは以下サイト(公式HP)を見てください(えー
1F 白の女王のキッチン
今回の目的である紅茶をはじめ、クッキーなどのお菓子が売られているのが1階でした。2階、3階とは違ってとても明るく、壁紙、インテリアともに白を基調としたものとなっていました。ここでは紅茶のみ購入することに。
売られていた紅茶の種類は6種類で、フレーバーティーが4種類とフレーバーティーがメインの様子。私はフレーバーティーに手を出すのが怖すぎたので、今回は「アッサム」、「ダージリン」、「アールグレイ」を購入しました。アールグレイはフレーバーティーではありますが、割と一般的なフレーバーティーなのでフレーバーの感じを掴むために購入しています。
2F 赤の女王の裁判所
2階の「赤の女王の裁判所」ではアクセサリーや雑貨がメインで、写真のようなアリスポットやカトラリーセットも売っていました。ポットの形も丸く使い勝手もよさそうなのですが、今ポットがあるので今回は断念。こういう食器や小物もかわいいんですよね。
ちなみにこの階では女王の席が用意されており、ここに自由に座れました。周りが女性ばかりの中、はちきれんばかりのどや顔で座ってたら、女子高生に指差されて笑われました。
3F 帽子屋のアトリエ
ここには雑貨がメインで置いてありました。中でも人気なのはアリスモチーフの傘なのですが、私が持っていても痛いおじさんになってしまうだけなのでスルーすることに。目的のイヤホンジャックがここに売っていたので、購入後早々に移動。
なお2階と3階の間の階段にネコの額縁があり、こいつの目が光るわ目線が移動するわで若干怖さを感じました。しかも階段は薄暗いからこいつの目の光が目立つんですよね。
購入が終わったのでお店から出て、入り口前で店員の方と少し立ち話。全くもって男性が見当たらなかったので「男性客っているんですか?」と質問をしたところ、「たくさんいますよー」という回答がかえってきました。いやいや99.9%女性でしたよ。
そんなこんなで紅茶を購入したので、早速紅茶を飲んでみることにしました。
買ってきた紅茶を飲みました
今回買ってきた紅茶は「アッサム」、「ダージリン」、「アールグレイ」の3種類。そのうちアッサムとダージリンの紅茶を早速飲んでみたので、紅茶の淹れ方と各紅茶の感想を以下に記載します。
ちなみに紅茶は1箱410円(税込)で、中には2gのティーバッグが3個と角砂糖が3つ。市販のティーバッグに比べるとコストパフォーマンスは少々劣りますが、外箱が少しオシャレだったのと、ティーバッグがピラミッド形だったので納得はしました。
紅茶の淹れ方
今回は紅茶の淹れ方を以下のように共通化しました。基本的に紅茶を淹れる際に注意すべき点を抑えただけで、特に特殊なことはしていません。
■ 今回の紅茶の淹れ方
- 100℃の沸騰したてのお湯を注ぐ
- 茶葉は2g×3全てティーバッグの中身をポットに入れる(ティーバッグのままにしない)
- 抽出時間は3分で固定
- (アイスティーの場合) 氷の入ったグラスに抽出が完了した紅茶を入れる
アッサム
不覚にもアッサムの時には写真を撮り忘れてしまったので、感想のみを以下に羅列します。私ともうひとりで飲んだ感想はほぼ一緒でした。ただしひたりとも紅茶の味がガッツリ出ている紅茶が好きなので、その点を加味した感想です。飲み方はストレートとミルクの2通り。
- 茶葉サイズはBOPっぽい
- 水色はよく出ていたが、香り、コクは少なめで味もスッキリしている印象
- ストレート推奨 ミルクには負けるのでミルクティーは不適
- すっきりと飲めるので渋いのが嫌いな人にオススメ(個人的には物足りなかった)
ダージリン
アッサムのときに写真を撮り忘れたので、ダージリンではちゃんと写真を撮りました。ダージリンは私ひとりで飲みました。飲み方はストレートとアイスティーの2通り。茶葉を全部入れたことに若干後悔しつつも、淹れ方は共通にしておこうと思ったので、以下のような感想になりました。
- 茶葉サイズはOPっぽい
- 水色、味ともにファーストフラッシュに近い
- ストレートで飲んだときは最初の1杯はおいしいが、その後渋くなってくるため茶葉の量は少し抑えめでもよさそう
- アイスティーだと渋みが前面に出るため不適
総括
コンセプトとしては大変よい売り出し方だなぁというのが個人的な感想です。ダージリン、アッサムともに茶葉の量を抑えてお湯の量を調整して淹れることでそこそこおいしい紅茶が飲めると思います。ただし、常々紅茶を茶葉から淹れている人としては少し物足りないだろうなぁ。