たかみめも

アニメ、ゲームの話や紅茶の話など、日々気になったことをだらだら書いてます

アニメ消化で消耗している気がしたので、年間のアニメの本数を調べてみました。

おそ松さんとゆるゆりの最終回の視聴のためにこの時間まで起きているのですが、こんなに深夜にアニメを放映して、それを消化しようと必死になっている気がしてなりません。視聴だけでなくレビューなど書こうともなったり、Twitterで実況をする方なんてずっとアニメに張り付いて大変ですよね。私はほとんどのアニメは録画を見ることで何とか消化すること、興味が薄れたアニメは即切りすることで自分の健康などを維持しています。

社会人にもなって時間がなくなっていくのにも関わらずアニメの本数は右肩上がりのはず。そんなジレンマに襲われている感じがしてならないので、年間のアニメの本数をちょっと調べてみました。

 

 

アニメの本数を表にしてみたら、やっぱり右肩上がりだった

先にも言いましたが、アニメの本数が増えており、それを消化するのに消耗してなりませんでした。ですので、以下のサイトをもとにアニメの本数を表にしました。表にした対象年度は1990年~2015年までの25年間なので、大体の傾向は掴めると思います。ただし、資料では2014年、2015年の総本数が見つからなかったので、別の資料として2006年から2015年の新作アニメの本数のデータがありましたので、それも含めてお話しますね。

 

aja.gr.jp

■ 各年度のアニメの本数

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■ 各年度の新作アニメの本数

アニメ調査室(仮): 連載索引 : 作品数と放送期間

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1990年~1997年くらいまでは80本/年で推移

1997年くらいまでは年間80本前後で推移しています。テレビ東京枠が1クールで約10本なので年間約40本。残り大体40本ちょっとが朝アニメや夜19時枠のアニメなどで大体80本くらいになるのかなと思っています。

この頃はマンガ枠、ラノベ枠はあったものの、今ほどマンガ、ラノベ原作のアニメを連発している感じではなかったように感じました。またテレビ東京系のアニメってオリジナルのものが多かったと感じています。

 

1998年から2006年の増加と2010年までの減少

今までは年間80本前後だったアニメの本数が、1998年より徐々に増えていっています。2006年では279本と1997年の3倍以上となっています。

東京系のアニメや19時にやってたアニメの枠に変化はありませんので、この頃から深夜アニメがどんどん増加していったのではないかと考えています。またANIMAXやキッズステーションなどが出だしたのもの2000年過ぎの頃からで、2003年頃から新作アニメをやりだしたような記憶。また、セル画でのアニメーション作成からCGでのアニメーション作成に移行したことで1本あたりのアニメの製作スピードが上がったことや、2クール以上のアニメが減ったことなどがアニメの本数が増えた理由ではないかなと。

 

ただし、新作アニメの本数としては2006年から2010年まで減っているのは、作品の品質維持のために本数を減らしているという意図があるという話をどこかで聞いたことがあります。2010年には2003年と同等の200本を少し切るくらいまでの水準に収まっています。

 

2011年~2015年でまた増加

 2011年でアニメの本数がまた徐々に増え始め、2013年には2006年の水準に戻っています。さらに2013年に比べ2014年、2015年で新作アニメの本数が増えているため、アニメの総本数はまだ右肩上がりな気がしますし、来年もまたアニメ放映本数が増えるのではないかと考えています(ただし、放映時間の関係などでどこかで飽和すると思います)

深夜アニメだけでなく、5分アニメなどのショートアニメが増えたことで、ここ数年でアニメの本数が増えたともいます。30分の枠でショートアニメを突っ込みすぎな気もしますが、まぁそこはあまり気にしない。

というか土日でアニメ10本くらいあるので、ここ最近のアニメの増加傾向には本当に驚きを隠せません。土日の夜中とかアニメ消化で終わってしまうとか何なのもう。

 

やっぱり消耗してますよね

 1クールで新作アニメが50本程度あり、みなさんアニメ消化で消耗していると思われます。かという私も正直消耗しています。アニメを楽しむのはいいのですが、それで消耗したり他のやりたいことに影響が出るようであれば、一度見るべきアニメ以外から手を切ってゆっくり過ごすのはどうでしょうか。

消耗しているときからこそ「日常系のアニメ」をゆっくり、だらだらと見れると思うのですが、こういった日常系アニメを見てても結局消耗はしているものです。自分が楽しめる範囲でアニメを楽しめばよいのではないかな。