たかみめも

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「獺祭 焼酎」 焼酎とは思えないフルーティーで美味な一品

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©旭酒造株式会社

休み前日、妻が「ちょっと仕込んできた」と言っていきなり出してきた「獺祭 焼酎」。

普段は芋焼酎や泡盛などといった癖の強いものが好みだったのですが、スッキリかつフルーティーなこの焼酎を飲んで、焼酎の新しい形を見たような気がしました。今日はそんな感じの話です。

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これが獺祭の焼酎だ

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獺祭の焼酎です。原材料は「酒粕のみ」です。

アルコール度数は35度(最近出ているものだと39度らしいですが)です。普段よく見かける焼酎が25度なので、それよりもアルコールの度数は高く、どちらかと言えばウィスキーやブランデーに近いです。

 

「酒粕焼酎って始めてだけど、まぁ米焼酎に近い感じかなぁ」などと思っていたのですが、開けた瞬間から米焼酎とは全然違う香りでビックリしました。米焼酎はすっきりとしていてあまり香りはないですが、これは口の中に広がる甘みと華やかさな風味を焼酎で感じることができるものでした。

 

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開栓をした時の香りがよく、飲む前から美味しさが伝わってきます。焼酎ってこんなに香りよかったっけ……というのが、普段は芋焼酎を飲んでいる人間の感想です。

香りがいいからこそ、ワイングラスで頂くのがよいです。日本酒をワイングラスで飲んだことは何度かあるのですが、焼酎でこれをやる日が来るとは思ってもいませんでした。

 

飲みくちも米焼酎というより『濃い日本酒に近い』感じでとてもフルーティーでした。本当に焼酎ではないような口当たりです。

とは言え、アルコール分がとても強いので、ストレートやロックで口に含むとアルコールの強さが際立ちます。水割りやお湯割りで飲むのが、香りと味を楽しむのにちょうどよさそうです。

 

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甘みの強いお酒なのでさっぱりした料理や肴などによく合います。写真は晩酌後のデザートの安納芋ですが、甘いものとの組み合わせも意外と悪くないです。

 

以前に「獺祭の酒粕」を購入して甘酒を飲んだことがありますが、これはちょっと甘すぎて私の口には合わなかったです。しかし、今回飲んだ「獺祭 焼酎」は酒粕を原料としているとは思えないほどの甘みが上品で、本当に酒粕から出来たものなのかと疑ってしまうほどでした。

 

定価は720mlで3000円だが

獺祭の焼酎は、メーカから直販をすれば720mlで3,000円ほどですが、期間限定での販売や製造本数の関係からプレミアがついているようで、Amazonでは6,000円ほどのようでした。これは高い。

しかも今は獺祭Store WEB店でも獺祭 焼酎は置いていないです。今度、旭酒造さんにいつ頃発売するのかを確認してみようかと思います。生産量が限られているので、一般客が購入できるかどうかすら微妙な気がしてならないですが。

今度余裕があれば、獺祭ショップを見てみるかなぁ……。

 

獺祭Store(Webショップ) : 獺祭Store WEB店

 

獺祭は他にも美味しいよ

今回紹介したのは「獺祭 焼酎」ですが、製造元の旭酒造さんは、日本酒の蔵元なので基本的に日本酒をメインに作っています。その副産物で発生する酒粕を販売したり、酒粕を使った焼酎などを作っています。

 

数年前は通常購入すら難しかったようですが、現在はWEBショップでも購入ができるくらいにはなっています。

「獺祭 磨きその先へ」だとか「磨き二割三分」はちょっと買うには高すぎるのですが、普段飲みだと「獺祭 純米大吟醸50」で十分ですし、「磨き二割三分」を一度飲んでみたいのであれば、「獺祭 おためしセット 180ml×3本」を買って、他の磨きのものと比べて見るのもアリです。個人的には「磨き三割九分」で十分でした。

 

私個人的には飲み比べがちょうどいい量で晩酌にはオススメです。少し値は張りますが、ちょっと贅沢するにはいいんじゃないでしょうかね。

さいごに

「獺祭 焼酎」は焼酎の概念が変わるような感じのする、フルーティーで口当たりのよい焼酎でした。プレミア価格でないタイミングでぜひ手に取るタイミングがあれば、ぜひ飲んでみて欲しい一品です。もったいないので、私もちびちび楽しむことにしますね。

 

 

旭酒造さんのHPはこちらから

獺祭の蔵元|旭酒造株式会社