たかみめも

アニメ、ゲームの話や紅茶の話など、日々気になったことをだらだら書いてます

私がオススメする、面白かった2017年放送のアニメ(随時更新)

オススメアニメは2016年版も作成しましたが、2017年版も適宜作っていくことにしました。今回は年の瀬のまとめてという更新ではなく都度更新できるように努めていきたいところです。

2017年アニメを各期見て、私が「これは面白かったなぁ」だとか「これはぜひ見てほしいなぁ」と思ったアニメを紹介していきます。2016年の時は作品を10本に絞ったのですが、今回は都度更新なので本数は増えるかもしれないことをご承知おきいただけると嬉しいです。

※2016年にオススメしたアニメや2期目のものは今のところは避けています。

 

 

2017年冬アニメ

けものフレンズ

f:id:nine-tail:20170410004231j:plain

©けものフレンズプロジェクト/KFPA

概要

2017年冬放送(全12話)

[オリジナル] [動物] 

 

あらすじ

表示する

この世界のどこかにつくられた
超巨大総合動物園「ジャパリパーク」。
そこでは神秘の物質「サンドスター」の力で、
動物たちが次々とヒトの姿をした
「アニマルガール」へと変身――!
訪れた人々と賑やかに楽しむようになりました。

しかし、時は流れ……。

ある日、パークに困った様子の迷子の姿が。
帰路を目指すための旅路が始まるかと思いきや、
アニマルガールたちも加わって、
大冒険になっちゃった!?

引用:けものフレンズプロジェクト|公式サイト

 

おすすめポイント

かわいいキャラクターたち、ほのぼのからちょっぴりシリアスまでをバランスよく網羅されていて、その中で12話の中でバランスよくストーリーが進んでいる作品。1話放送当初はここまで盛り上がるとは思っていなかったのですが、回を重ねるごとに面白さが増幅されていくいい作品でした。個人的には3話と6話がオススメ。

考察要素も多いですが、頭をからっぽにしてゆっくり見ることができるアニメとしてとても評価が高いと思っています。何よりフレンズたちみんながやさしくのけものもおらず、人間社会に疲れた私たちに心ばかりの癒しを与えてくれる作品です。好みは分かれる作品ですが、きっと多くの人が好きな作品でしょう。

 

鬼平

f:id:nine-tail:20170410003932j:plain

©オフィス池波/ 文藝春秋/ 「TVシリーズ鬼平」製作委員会

概要

2017年冬放送(全13話)

[原作あり] [時代劇] 

 

あらすじ

表示する

時は江戸後期。暴虐の限りを尽くす盗賊たちが、「鬼」と呼んで畏れる男がいた。
「鬼の平蔵」こと火付盗賊改方ひつけとうぞくあらためかた・長谷川平蔵その人である。
火付盗賊改方とは、一種の特別警察。江戸市中内外の犯罪を取り締まるだけでなく、他国に出て犯罪者を捕らえることもできる機動性の高い組織。
しかし平蔵は職務に忠実なだけの固い男ではない。時として罪を犯した者にも情けをかけることがある。
平蔵が許さないのは、非道。《盗人三箇条》――殺さず、犯さず、盗まれたら潰れるような店からは盗まない――から外れ、人の道に背く者には一切容赦はしない。
男気と人情にあふれ、毅然としながらもどこか色気を漂わせた佇まいで人を惹きつけるオトナ。
そんな平蔵と彼を取り巻くクセのあるキャラクターたちが、江戸にはびこる非道を追い込み、叩き潰す。
先の見えない現代だからこそ必要な、オトナの魅力に満ちた痛快エンターテインメントの誕生だ。

原作の魅力に、アニメならではのクールな色気と力強さを兼ね備えた新たな “鬼平”が、非道を叩く!!

引用:アニメ「鬼平」公式サイト

 

おすすめポイント

1話ごとの起承転結の作り方、キャラの立たせ方は2017年冬アニメの中では群を抜いています。絵柄、ストーリーから時代劇好きや社会派の方へオススメ、と言いたいところですが、アニメが好きな方はぜひ抑えて頂きたいアニメでした。

3話の暗剣白梅香や13話の鬼火など特に好きな話はありますが、全体的に時代劇のテイストをアニメの表現にリマスタリングしていて、一世代前の原作内容をうまく現代アニメ風にアレンジできているようでした。その上で人間関係の描写や殺陣シーンなどといったアニメとしてのクォリティも高く、どの話を切り取っても面白く見れました。 

 

亜人ちゃんは語りたい

f:id:nine-tail:20170410013247j:plain

©ペトス・講談社/「亜人ちゃんは語りたい」製作委員会

概要

2017年冬放送(全12話)

[原作あり(マンガ)] [日常] [学園もの] [亜人(非人間)]  

ヤングマガジンサードで連載中。単行本は5巻まで発売中(2017年4月時点)

亜人ちゃんは語りたい(1) (ヤングマガジンコミックス)

 

あらすじ

表示する

サキュバス、デュラハン、雪女、そしてバンパイア――。

僕ら人間とちょっとだけ違う、それが「亜人」。

最近じゃデミと呼ばれてます。

 

そんな個性的な「亜人」ちゃんたちと、彼女たちに興味津々な高校教師・高橋鉄男が繰り広げる、ちょっと刺激的でハートフルな学園亜人コメディ!

 

引用:TVアニメ「亜人ちゃんは語りたい」公式サイト

 

おすすめポイント

日常系としてのほのぼの、まったり感と「マイノリティ」を取り上げる多少のシリアスさのバランス感覚がちょうどよく、また思春期の女の子たちの表情の移ろいの豊かさが何とも言えない、絶妙な日常家アニメです。

雪ちゃんがクラスメイトから距離を置いている理由とそれによる周りが受ける不信感と発展するイジメ、この部分が描かれていた4話はストーリーの作りだけでなくマイノリティを考えさせるとてもいい話だったように感じました。もちろん鬱蒼とした話以外も面白く、1クール通して総合的に穴のない作品でした。

 

アニメ終了のタイミングで原作5巻が発売するので、こちらもあわせて見るといいでしょう。アニメの雰囲気をそのままに原作を楽しむことができます。

 

リトルウィッチアカデミア

f:id:nine-tail:20170413005837j:plain

© 2017 TRIGGER/吉成曜/「リトルウィッチアカデミア」製作委員会

(画像は劇場版より)

概要

2017年冬~春放送

[オリジナル] [ファンタジー] [魔法] 

 

あらすじ

表示する

幼い頃にシャイニィシャリオの魔法ショーを見て魔女になることを夢見たアッコはシャリオと同じ伝統ある魔法育成名門校「ルーナノヴァ魔法学校」に入学する。

新しい町、新たに始まる学校生活、そして新たに出会う友達。

魔女学校の中でほうきの飛行授業や魔法にまつわる不思議な授業など、魔女学校ならではの授業の中でアッコやロッテ、スーシィたちが大騒動を巻き起こす!

 

ルーナノヴァを巻き込んだアッコの魔女への第一歩が今から始まるー

引用:Story -TVアニメ『リトルウィッチアカデミア』公式サイト-

 

おすすめポイント

アニメミライ版、劇場版と最初は比較され、アニメとしての評価が二分されるように見られましたが、1クール、2クールと続くアニメの作品として見ると前述した2版とも遜色なく面白いです。特に2クール目ではアッコと他のメンバーとの友情の深まりや魔法に対する考え方など、伏線の回収を含めて毎週楽しみにアニメを見ていた作品でした。

TRIGGERさんの作品は最近だとキズナイーバーや宇宙パトロールルル子などと少し変化球を組み合わせていた作品で万人にウケる作品ではなかったですが、リトルウィッチアカデミアはTRIGGER作品の中でも特に万人に見てほしい作品のように感じています。それくらい正統派なファンタジー作品を作っているように感じています。

 

 

2017年春アニメ

ID-0

f:id:nine-tail:20170717212631j:plain

© ID-0 Project

概要

2017年春放送(全12話)

[オリジナル] [SF] [ロボット] 

 

あらすじ

表示する

Iマシン―― それは極限環境での作業を行う大型ロボットの総称である。
連盟アカデミー学生のミクリ・マヤはIマシンを使用中に事故に巻き込まれるが、
Iマシンに乗り海賊同然のオリハルト掘削を行うエスカベイト社の宇宙船に助けられ、
その一員として働かされるはめになる……。

引用:http://id-zero.com/story.html

 

おすすめポイント

谷口悟朗監督作品と聞き、最初から期待をしていた作品でした。1クールでどう収拾をつけるのかと期待していたのですが、思っている以上に壮大なストーリーで最後を締めくくることとなった良作。次に挙げる「正解するカド」とともに、春アニメはSFアニメが面白かったという印象が強かったです。

宇宙を舞台としたコテコテのSFが好きな人にはオススメ出来る作品です。イドとは一体何者なのか、アリスの正体とは……と回を掘り下げていくごとにどんどんと作品の深みが出てくるところも魅力的。

正解するカド

f:id:nine-tail:20170717212805j:plain

© TOEI ANIMATION,KINOSHITA GROUP,TOEI

概要

2017年春放送(全12話)

[オリジナル] [SF] [異世界もの] 

 

あらすじ

表示する

真道幸路朗(しんどう・こうじろう)は、外務省に勤務する凄腕の交渉官。
羽田空港で真道が乗った旅客機が離陸準備に入った時、空から謎の巨大立方体が現れる。
“それ”は急速に巨大化し、252人の乗った旅客機を飲み込んでしまう。
巨大立方体の名は「カド」。
カドより姿を現した、謎の存在・ヤハクィザシュニナは人類との接触を試みようとする。
カドに取り込まれた真道は、ヤハクィザシュニナと人類の間の仲介役を引き受けることになる。
一方、日本政府も国際交渉官の徭沙羅花(つかい・さらか)を代表として現場へ送り込む。
ヤハクィザシュニナとは何者か。そして彼の狙いは何か。

引用:正解するカド KADO: The Right Answer

 

おすすめポイント

1話の完成度の高さ、インパクトは春アニメの中でも随一。

10話からの沙羅花の変身(異方存在への変換?)の辺りからはとても残念でしたが、それまでのカド、異方存在、ワムなど様々な言葉やツールが出て来るところに毎回ドキドキしながら見れたアニメでした。特に6話のワムの製造法のシーンは凄くドキドキしました。このアニメは9話までは本当にオススメなんですよ。

SFアニメとしての形を残しつつ、その中で「こういう緊急事態が発生した場合には日本や周りのマスメディア、海外がどのように動くんだろうか」ということが事細かく描かれており、その様はシン・ゴジラを軽く感じさせるような印象を受けまし。特に「SETTEN」がハコの中に入ってから全世界への配信をするところまでが、ここ今日であり得る海外メディアの形のような気がして、その点でもとても楽しく見れました。

Amazonプライムで前日談である0話が見れます。0話を見ると各話で出てきた人々の繋がりをより知ることができ、よりこの作品を楽しめると思います。あくまで9話までですが。

ゼロから始める魔法の書

f:id:nine-tail:20170717213147j:plain

©2016 虎走かける/KADOKAWAアスキー・メディアワークス/ゼロの魔術師団

概要

2017年春放送(全12話)

[ラノベ原作] [ファンタジー] [魔法] [獣人]

 

あらすじ

表示する

教会暦526年─。
世界には魔女がいて『魔術』が普及していた。
そして、世界はまだ『魔法』を知らなかった。
そんな時代、人々に”獣堕ち”と蔑まれる半人半獣の傭兵がいた。日々、魔女にその首を狙われ、
人間になることを夢見る彼だったが、ある日森で出会った美しき魔女がその運命を変える。
「─戻りたいのか? 人間に。だったら傭兵、我輩の護衛になってくれ」
ゼロと名乗る魔女は、使いかた次第で世界を滅ぼす可能性すらある魔法書【ゼロの書】を
何者かに盗まれ、それを探す旅の途中だという。
傭兵は、ゼロの力で人間にしてもらうことを条件に、大っ嫌いな魔女の護衛役を引き受けるのだが、
禁断の魔法書をめぐって人々の思惑が絡み合い……。

気高き魔女と心優しき獣人による極上ファンタジー

引用:TVアニメ『ゼロから始める魔法の書』公式サイト

 

おすすめポイント

ラノベ作品として2017年冬から春に掛けてでは一番ファンタジー要素が強く、90年、2000年前半のラノベ原作のアニメってこうだったよなぁと少し懐かしさを感じさせるもの。2016年放送の「灰と幻想のグリムガル」に比べ、鬱蒼とした感じもあまりなく、設定としてわかりやすいファンタジー作品でした。

魔法、獣落ちした獣人、騎士などの世界観などキャラクターの個性の強さもあり、また「魔法の書を取り戻す」魔女のゼロ、「人間になれる日を夢見る」獣堕ちの傭兵と1クール通して目的が一貫しておりストーリーとしてもしっかりしているものでした。90年代ファンタジー作品のノリが好きな方はぜひ。

月がきれい

f:id:nine-tail:20170717212353j:plain

© 2017「月がきれい」製作委員会

概要

2017年春放送(全12話)

[オリジナル] [青春] [中学生]

 

あらすじ

表示する

小説家志望の文芸部員、小太郎。茜は陸上部で短距離走専門。中学3年になり、初めて知り合った2人。家族と食事に出かけたファミレスで出くわしたり、運動会の用具係で一緒に作業したりが続き、互いを意識し始める。

引用:ストーリー ☾ 月がきれい

 

おすすめポイント

冴えない文学少年の安曇小太郎と学校では空気を読むタイプの水野茜を中心とした、川越を舞台とした中学校生活の1ページと青春、恋愛、受験などが描かれている青春群像アニメ。自分の中学生時代を思い出すと……うっ、頭が……。

各話のタイトルが著名な文学タイトルになっているオシャレ感とはさながら、各話は青春を切り取っているとても青臭い感じで、そのギャップとアニメではなかなか感じられない展開のスピード感のゆったりさがまた癖になります。そしてそのストーリーと作画のトーンの濃さがとてもマッチしている良作です。

つぐもも

f:id:nine-tail:20170717212135j:plain

© 浜田よしかづ・双葉社 / つぐもも製作委員会

概要

2017年春放送(全12話)

[マンガ原作] [妖怪] [コメディ] [おいろけ]

 

あらすじ

表示する

ごく平凡な少年・加賀見かずやは、ある日突然現れた着物姿の美少女、桐葉と出会う。

 

初めて出会ったはずのかずやに「久しいのう」と声をかける桐葉。はたしてその正体は、かずやが亡き母の形見として片時も話さず持ち歩いていた「帯」の付喪神だった……。

 

ドSな美少女付喪神の桐葉とともに、次々と起こる怪奇事件に立ち向かう「妖怪アクションコメディ」いざ、開幕!

引用:あらすじ(イントロダクション) | TVアニメ「つぐもも」公式サイト

 

おすすめポイント

ドタバタコメディのノリ、時折見せるシリアスなシーン、そしてシリアスなシーンを台無しにするおいろけシーンとまさに100点のギャグアニメでした。微ハーレムものではありますが、ラノベ原作によくありがちのテンプレハーレムとは違いラッキースケベではなく完全なスケベなところもポイントとして高いところ。

原作のテイストよりもよりアニメに特化されており、コメディっぽさがとても感じやすく、原作からアニメ化した作品の中では個人的にはかなりの高評価でした。他の方が評価していないのが不思議なところ。原作とあわせてぜひ見てほしいアニメです。

 

まとめ

2017年も冬からいいアニメが多く、オススメを絞り込むのもまた難しかったのですが、その中で幅広い方に見ていただきたいものをいくつか選びました。

夏、秋アニメが出てきたら、また更新していきますのでぜひ継続して見て頂ければっ。

2017.04.13 記事作成、冬アニメ更新

2017.07.17 2017年春アニメ更新

 

関連記事など

2016年のオススメアニメ一覧です。この時はカテゴリ別で10本に絞りました。あわせてどうぞ!