読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

たかみめも

アニメ、ゲームの話や紅茶の話など、日々気になったことをだらだら書いてます

2016年M-1グランプリ ファイナリスト3組に絞った感想と彼らの成長

雑記

昨日行われたM-1グランプリ。昨年のファイナリストである銀シャリが優勝し、昨年の雪辱を晴らしました。

今年のM-1グランプリは今年も色々なタイプのコンビが出ており、好みの分かれる1本目でしたが、2本目に進んだ3組はどの組も面白く「どの組が優勝するのかがわからない」と感じたほどでした。

 

実は今回のファイナリストの3組は2015年のM-1グランプリの決勝をともに戦っており、その当時のネタや点数を振り返ってみてもなかなか面白いファイナルなように感じました。今回はそんなお話です。

スポンサーリンク

 

2015年と2016年のファーストラウンド

昨年もM-1グランプリに関する記事を書きました。その時の記事は、審査員の好みから見たM-1グランプリの視点で書きました。その時の記事はこちらから。

5年ぶりのM-1グランプリの所感とちょっとした考察 - たかみめも

 

3組とも割と競っていた

今回のファイナリスト3組の銀シャリ、和牛、スーパーマラドーナは2015年も決勝ラウンドまで価値血進んでおり、ファーストラウンドでも僅差でした。

実はこの3組は2015年でも審査員の好みがずばっと分かれており、2016年のファイナリストでこの3組が対峙した段階で、票が割れそうだなぁと思ってはいました。

 

M-1 2015年ファーストラウンドの結果

f:id:nine-tail:20161206012609p:plain


M-1 2016年ファーストラウンドの結果
 

f:id:nine-tail:20161206012613p:plain

 

今回の3組の雑感と2015年からの成長

銀シャリ ~2015年からスタイルを変えず、きっちり作り込んだ漫才~

ネタの構成のウマさ、ありきたりなネタと思わせておいてのオチの持っていきかたは、1本目、2本目ともにこの3組の中では一番だったんじゃないかなと思っています。というか2015年時点で面白くて、ぶっちゃけ前回でチャンピオンになっていてもおかしくはなかったコンビでしたね。

他の2組が「動きを含めた多彩な漫才」だったのに対し、銀シャリは「言葉の多彩さ」で差別化されていました。2本目はネタの序盤から出ていた「語源ってそんなもんやろ」という言葉でオチをつけるところの一貫性もあり、スタンダードで面白い、わかりやすい漫才だったようです。

 

こういうベタながら喋りでうまく笑いを取る漫才はスタイル的にオール巨人師匠や大吉さんが好みだろうと思っていたのですが、1本目も高い点数を付け、2本目も銀シャリを選んでいましたね。ただ去年のこともあったので、爆発的なウケがなかったから選ばれないのかなぁとも思ってしまいました。

 

和牛 ~形式はそのままに、勢いに乗ってファイナルに来た~

2015年のM-1決勝のネタ(結婚式を抜け出す花嫁のネタ)を見返しました。川西さんが女性役というカップル設定という形式はそのままだったのですが、昨年の冷静な水田さんの感じとは打って変わって今年のM-1では水田さんの勢いのよさが目立っていたように思えました。2015年よりも動きが多彩でボケとツッコミのバランスも良くなっているように感じました。

2016年決勝のネタ2本を見た後に2015年決勝のネタを見返してみると、2016年のネタの爆発力は異常だなぁと。それだけに、川西さんのツッコミの言葉使いの雑さが(特に2本目に)目立ったように思えました。

 

また、最初に雑に放り投げた伏線を回収するところ(1本目のお弁当や2本目のカエルのくだりとか)は賛否が分かれそうと感じました。ただ、この伏線回収からの水田さんの逆ギレの流れを考えると、これはこれでアリなのかなと。さらにオチでもう一つ放り投げた伏線(アスレチックや金魚すくい)まで回収をするので、キレ芸と思わせる以上によく練られており、ダウンタウンの松本さんのウケがよかったのも頷けます。

 

スーパーマラドーナ ~キャラは尖っているが、設定はキッチリ~

スーパーマラドーナの漫才は、1本目は田中さんの再現に対して武智さんがつっこむという1人コント漫才をするのに対し、2本目は2人で組み立てるコント系漫才とスタイルを変えてきました。2015年の決勝の時の漫才(落ち武者のネタ)もコンスタントに面白く、気づいたら落ち武者の伏線を回収しているものでしたが「田中弄り」という点では今年のほうがいいように見えました。

 

スーパーマラドーナの2本目のネタは1本目以上の仕上がりで、武智さんと田中さんの動きもよく出ており「1本目の和牛をなおよくした感じだった」というのが私の感想でした。1本目と2本目で漫才の構成をがらっと変えたのはスーパーマラドーナだけですし、その中で2本目になお大ウケしていたのは凄いなぁと。

 

1本目の審査後に松本さんが言っていた「きっついなぁ」というのがネタ構成上の難しさを感じたり2本目に多少の影響が出た気はしましたが、2015年から礼二さんはスーパーマラドーナを高く評価しているように見えます。あと肝心なところで武智さんが噛んだのは……関係ないか。

 

三者三様で判断が難しい決勝だった

個人的には和牛以外のどっちかが優勝だろうなぁと思って見ていたのですが、人によっては「和牛が優勝じゃないの」という意見もあったり、「えっ、何で銀シャリが優勝なの?」と言っていた人もいました。

 

審査基準に関しては昨年も以下のように言ったのですが、今年も同様面白さと審査員の特色にあった点数の付け方がされているようでした。その中で一番よかったのが銀シャリだっただけです。松本さんが僅差だなぁと言っていたのも頷けます。

「審査員それぞれの特色が出ている」ような印象を受けました。審査員慣れしていないとはいえ、漫才に関しては芸歴10年以上のタイトルホルダーの方々です。我々素人とは違う観点で点数を付けていると思われます。

(中略)

「○○より××のほうが面白かったのに点数が低いのはおかしい、ありえん」という意見については、素人が口を挟む話ではないので、そういった主観に基づいた感想は見ないことにしておきます

 

さいごに 

今回のM-1グランプリは銀シャリが優勝しました。ただ他の組も面白く、全体的に決勝のレベルは高かったんじゃないかなと思いました。

今回優勝した銀シャリを始め、決勝に進出した全コンビがテレビや舞台といった場でご活躍することを期待して、この記事はおしまいとしましょう。