たかみめも

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5年ぶりのM-1グランプリの所感とちょっとした考察

12月6日(日)に5年ぶりのM-1グランプリの決勝が放送されましたね。

5年ぶりなのでどんな雰囲気、感じになるかが気になっていたのですが、全体的に成功で終わったんじゃないかと思っています。

 

決勝まで残った8組+敗者復活で上がってきたトレンディエンジェルともに1つ目のネタは平均して面白いものが多かったと感じています。個人差はあれど、今までの大会に比べて大きくスベった組がいなかったんじゃないでしょうか。

2つ目のネタは3組とも同じようなネタを続けて行なってしまったため、一番ウケのよいトレンディエンジェルが優勝したように感じました。2つ目のネタは1つ目よりも抜群にウケるものを持ってくる必要があるのが難しいですよね。

 

最終的には敗者復活から上がってきたトレンディエンジェルがそのままの勢いで優勝しましたね。本当におめでとうございます。

 

さて、今回は5年ぶりのM-1グランプリを振り返って、採点の傾向を見ながら簡単な考察を行いました。

[2015/12/10]旬のトピックにあることにすっかり気づいていなかったので、改めて更新。こんなのあるんですね。

>>「トピック「M-1グランプリ」について」

 

 

M-1グランプリのレギュレーション

M-1グランプリのレギュレーションは以下の通りです。

 

・プロ、アマを問わない 結成15年以内の2名以上のコンビ

 (今までは結成10年以内だったが、5年ぶりの開催のため年数を拡大)

 

また決勝に関しては以下の通りでした。

・審査員がすべて元M-1チャンピオン

・1本目のネタのトップ3が決勝に残り、2本目のネタを行う

 2本目のネタは決選投票で、各審査員が一番面白かった組を選ぶ形式

・ネタは4分間(だったはずです、記憶違いかもしれません)

 

審査結果に関して

さて、ここで毎度のことながら問題になる「審査結果、採点の方法」についてです。

Twitterを見てると色々な意見が寄せられており、好き勝手言っているなぁという印象を受けました。審査員の面々も恐らく定量的な審査はあまり経験がないメンバーが多かったので、審査も大変だったと思います。

 

前置き:審査員のつけた得点について

後から点数を見返して思ったこととして、「審査員それぞれの特色が出ている」ような印象を受けました。審査員慣れしていないとはいえ、漫才に関しては芸歴10年以上のタイトルホルダーの方々です。我々素人とは違う観点で点数を付けていると思われます。

Twitterでよく見た「○○より××のほうが面白かったのに点数が低いのはおかしい、ありえん」という意見については、素人が口を挟む話ではないので、そういった主観に基づいた感想は見ないことにしておきます。あなたの意見はあくまで感想であって、正しいものではないですよ。

 

各審査員の最高点、最低点

M-1の公式HPから点数を拝借して各審査員の最低点と最高点に色を付けてみました。

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最高点はジャルジャルが圧倒的でした。確かに1回目のネタは完成度が高くミスもなかったので、漫才のスキル、構成が審査員へのウケがよかったんじゃないかなと思っています。一方で礼二さんのように「細かい言葉のラリーがあったんですけど、大きなネタの枠があって、付録でそういうの付けて貰えるとより一層漫才っぽくなった」という指摘から点数を低く設定している場合も見えれました。

 

最低点はハライチが多かったです。場が温まっていたしネタとしては悪くなかったのですが、他のコンビに比べパンチが足りなかったような気がします(あくまで個人的な感想です)

審査員の好みにもよるのですが、今回の審査員から見て、馬鹿よ貴方はのようなシュール系のボケはあまり好まれなかったのではないかと感じました。今までの審査員だったら彼らのようなコンビを好む人もいるとは思うのですが・・・・・・。

 

各コンビの最低点、最高点をつけた審査員

各コンビの最高点、最低点とそれをつけた審査員をまとめてみると、何かヒントにならないかと思いまとめてみました。先ほどの結果とこの表を見てみるとある程度審査員の中でも好みが大きく分かれたように感じています。

 

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採点に関する考察

点数を眺めてみて、ある程度検討のつく点をいくつか挙げてみます。

 

メイプル超合金に関する各審査員の点数の付け方

メイプル超合金に関しては「噛まなかったら」、「ブパパブパパブパパーで発生した間をうまく使えたら」もっと高得点じゃなかったかなと思っています。

そういった技術的な点を見て、礼二さんや岡田さんの点数が少し辛くなったんじゃないかなと見えます。

一方できっちりしゃべくっていく漫才をしていく中で、Wifiプリキュアなど新しいものをどんどん取り入れていくところが徳井さんや富澤さんの高評価に繋がったとも言えるかなと推察しています。

 

技術、構成を重きにおいて、身体的特徴ネタは低評価の徳井さん

点数の付け方が一番わかりやすいように見えたのはチュートリアルの徳井さんです。ジャルジャル銀シャリといったしゃべくり漫才ではあるが、緻密に練られたネタに対し高い評価をしています。

一方で視聴者側としてはウケていたにも関わらず、タイムマシーン3号トレンディエンジェルに対して点数が低かったため、ネタとして使いやすい身体的特徴などのネタに対しては辛い評価を取っているように見えました。ウケていたから他のグループに比べてあまり差がなかったように見えますが、これでウケていなければもっと低い点数になっていたと予想できます。

 

基本的に高い点数を付け続けた富澤さん

最初のメイプル超合金で高得点を付けてしまったため、その後のコンビでも高得点を連発してしまうことになってしまった富澤さん。馬鹿よ貴方はなどオーソドックスではない漫才スタイルに対しても評価しています。

 

観客ウケに近い石田さん

点数と観客のウケが一番連動していたように感じたのはNON STYLEの石田さんです。どのコンビのスタイルでも、きっちりウケているグループに対して高得点をつけているように見えました(ただしスーパーマラドーナに対しては少し辛めと感じました。同期だったからかな)

 

審査員の方々について

今回は今までの審査員と違う点は以下の2点でした。審査員の構成に関して色々な意見がありますが、この点については特に突っ込む必要はないと感じます。

 

  ・審査員が大御所→M-1の元チャンピオン

  ・審査員の数が7名→9名

 

ただし、審査員の面々を見てみて「審査員が全員ボケ」という点に気づきました(笑い飯はWボケ)

東の審査員が少ない、という意見も言いたいことはわかるのですが、それよりも審査員が全員ボケという点のほうが気になります。ツッコミの方が審査員をやることで、別の視点から物事を見る(いいボケか、突っ込みやすいかなど)ことができ、さらに公平な審査ができたのではないかと感じました。

 

視聴者票、客席票の有無に関する点

審査員や客席票があると、「観客のウケ」というお笑いで必要な要素が採点要素として含まれるので、今回のような技術や構成などの審査基準にメスを入れることができる反面、ノリとテンションでウケてしまったコンビにスポットライトがあたったり、また人気投票的な要素が加わってしまう恐れがあります。

(過去M-1は1回目大会では観客票がありましたが、評判が悪く2回目からは審査員票のみとなった経緯がありましたし)

ちなみに人気投票的な要素で言うと、トレンディエンジェルの敗者復活は人気投票としか見えませんでした。決勝のネタはとてもよかったのですが。

 

最後に

とりあえずざっくりと簡単ですが、考察をしてみました。本当のところは審査員しかわからないので、完全な私の妄想に近いところではありますが。気づいたことがあったらちょっとずつ追記していきます。

1本目に関してですが、個人的にはタイムマシーン3号スーパーマラドーナが面白かったように感じました。ジャルジャルはうまいなぁという感じで見てました。