たかみめも

アニメ、ゲームの話や紅茶の話など、日々気になったことをだらだら書いてます

甘々と稲妻 5話感想と作っている料理レシピで気づいたこと

甘々と稲妻の5話を観ました。毎度仮眠を取り、飯テロに耐えながら観ているこのアニメも既に1/3が終わったんですね。

この作品もそうですが、「美味しそうにごはんを食べるシーン」をうまく表現されていると面白いと思う反面、深夜にこれを観ている辛さを感じることが多々あります(5話は録画していたのを夕食後に観たので平気でしたが)

 

さて、そんな甘々と稲妻の5話感想です。今回は原作2巻の表紙にも載っている「ドーナツ回」でした。その感想と気になったことをいくつか。

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「Fruits in Tea OMOTESANDO」の感想とこれから行く人へのアドバイス

7月7日から期間限定で始まった「Fruits in Tea OMOTESANDO」にようやく行くことができました。タンブラー購入が叶わず2回ほど撤退をしているため、3度目にしてようやくの購入でした。

今回はFruits in Tea OMOTESANDOの雰囲気、感想と、これからここに行く人向けの情報をお伝えしようかなと。

 

brand.lipton.jp

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甘々と稲妻 3話感想~つむぎちゃんに学ぶ子育てと食育~

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甘々と稲妻の3話を見ました。

1話から安定のほっこり感と、子育てをしている親として考えさせられることなどが多々あるこのアニメ。3話ではまさに子育てにおいていいことが多く出ていたような気がしました。

今回は3話の感想と思うところについてちらほら書いていきます。

 

3話感想

3話は2話では時間が足りずに作れなかったハンバーグを作る回でした。2話で「ハンバーーーーーーグ!!!!」とハンバーグ師匠ばりの雄叫びをあげたつむぎを見ることができましたが、3話ではそんなテンションでもなく、いつになくおとなしい様子。どうやら幼稚園でのお友達とのトラブルがあったよう。そのトラブルとつむぎの沈む心を、公平と小鳥、そしてみんなで作ったハンバーグで温め直すといった心温まる話になっていました。

 

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幼稚園トラブルの「よくある光景」とそれに対して浮き沈みするつむぎの表情の変化、そしてそれをなだめる公平の姿という、ごくごく普通の親子の姿をあの30分で出せていたように感じています。最後の色々な感情を押し殺して我慢をしていたつむぎが、ハンバーグを一口食べた後にわんわん泣くシーンは深夜アニメにも関わらずぐっと来てしまいました。

 

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あれ、小鳥ってそんなに食べたっけ……。

 

思ったこと

子育てや家庭の形ってそれぞれだということ

(はてなブログの中の話ですが)こんな記事を見ました。

orangestar.hatenadiary.jp

 

(さらに言及記事)

子育て死ぬ系の記事が理解も共感も出来ない

 

子育てに「普通」なんてものはありません。子育てが家庭によって様々なのは、周りの家庭の話を聞いていてもよくわかるはずです。その上で「普通に」という言葉を使うのであれば周りを見れていない証拠だと思います。(余談ではありますが、元編集者という言葉を取り扱っているだろう職に就いていたにも関わらず、「普通」という言葉をさらっと使っているところに違和感を感じています。)

 

私の職場や妻の職場、友人の話の子育てに関する話を聞いていると、子供の面倒(ごはんを食べないだとか夜中寝ないだとか)やその周りの住環境(嫁、姑問題や近所付き合いなど)と大変さは千差万別であり、自分たちがごくごく「一般的」だと思っている感覚が全然一般的でないことがわかります。個人的には「この家庭ではこういう点で苦労しているんだなぁ」と思うことが多いのが現実。

さらに言うと「大変さ」よりも「子育ての楽しさ」や「子供のかわいさ」の話のほうが比率としては多いです。確かにつらい1:楽しい3くらいの割合かもしれないです。あくまで私の観測範囲の中ではありますが。

 

 

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このアニメに話を戻します。

甘々と稲妻という作品では、1話当初では妻を亡くし仕事と家事に忙殺されて(食事の面で)詰んでいる公平とつむぎとの親子関係を、食事を通じて解していく作品です。公平、つむぎ、小鳥の三人の少し変わった関係も、彼らにとってはひとつの子育ての形となっているように感じています。

少し現実的ではないような関係のように見えますが、これが彼らにとっての「現実」です。その中で公平がつむぎの食事を通じた子育ての形にスポットをあてて見て欲しい作品です。

 

3話時点では小鳥の家庭についての情報があまり出ていないですが、小鳥の家庭もシングルで母親が多忙という公平とつむぎの家庭に似通った形となっています。ひとりぼっちに慣れているけれどもどこか寂しさを感じていて、公平とつむぎとのごはんを何よりも楽しみにしている小鳥にも注目して見て欲しいです。

 

食育としての視点を持ったアニメ

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3話ではつむぎもごはん作りに参加をしました。今後もつむぎがごはん事作りに参加する話はどんどん出てきますが、このアニメで見てほしい点としては「子供も一緒にごはん作りに参加する形」を描けているところです。親子で一緒にごはんを作るという「食育」の観点でもアニメを見ることが出来るためです。本当にこのアニメは夕方にやって欲しかったです。

 

欲を言うと、原作には作ったごはんのレシピが掲載されているので、この作品をマンガで見て、子供と一緒にごはんを作るといったことが各家庭で起こってくれるといいなぁと思っています。なので原作もあわせて見ることを勧めます。

(補足) こんな本も出ているようですね

 

子供って思っている以上に親のやっていることをやりたがる生き物ですし、つむぎくらい(5歳)大きくなれば親の手伝いなども気になってくるお年ごろだと思います。みんなでごはんを作り、ごはんを食べるというのが各家庭に伝わるといいなぁと感じています。

 

さいごに

取り留めのない記事になってしまいましたが、甘々と稲妻を3話まで見て自分の家庭のことやら子育てってなんだろうなということを考えさせられました。

その点を抜きにしてもほっこりアニメとして毎話楽しく見れるので、のんびりアニメを見たい人にはオススメじゃないかなと思っています。ただし飯テロにはご注意を。

 

原作など

7月7日に最新刊の7巻が出ました。まだ購入していない方はぜひ!そしてまだ原作を見ていない方は1巻からぜひ!!

Blu-rayは10月5日発売ですね。

甘々と稲妻 今までの感想記事など。

9tail.hatenablog.com